卵巣に残っている卵子の数がわかるってホント?【医師に聞いてみた】
妊活を始めるにあたって知っておきたいのは、妊娠の基礎知識や不妊検査・治療の種類など。今回は、最短ルートで妊娠するために知っておきたい不妊治療の疑問を、神谷レディースクリニックの岩見菜々子先生に教えていただきました。
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【質問】卵巣に残る卵子の数や質がわかる検査があるってホント?

【回答】AMH検査でわかりますが、卵子の質はわかりません
卵子の数は、女性が年齢を重ねれば重ねるほど、減っていきます。
卵子が卵巣の中にどれぐらい残っているのか、その目安となるのがAMH(アンチミューラリアンホルモン)です。
AMHを調べることで、卵子の数や卵巣年齢が推測できます。実年齢が若くても、AMHが低い人もいます。AMH が低いと妊娠可能期間が限られることがありますので、早めに不妊治療を始め、ステップアップを検討したほうがいいでしょう。
ただしAMHは卵子の数の目安で、卵子の質とは関係ありません。
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい 』の記事を再編集しています。
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2005年札幌医科大学医学部医学科卒業後、初期・後期研修を終え、09年より札幌医科大学附属病院産婦人科にて在籍。その後11年より、札幌近郊の二つのクリニックに勤務。14年6月より神谷レディースクリニック勤務。日本産科婦人科学会認定専門医、日本生殖医学会 生殖医療専門医、日本抗加齢医学会 抗加齢専門医。「多くのみなさんができるだけ早く妊娠できる不妊治療がモットーです!」
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