『情熱大陸』で話題に! 加藤レディスクリニックの培養士さんに聞く「大切な受精卵を託す培養士の仕事」
2024年8月に放送された『情熱大陸』。加藤恵一院長が出演したその番組で、「全幅の信頼を置いている」と紹介されたのが、培養部主任の島崎精恵さんです。受精の成功や受精卵の成長のカギを握る培養士の仕事について、お話を伺いました。
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<島崎精恵さんプロフィール>
加藤レディスクリニック培養部主任。2003年昭和大学薬学部卒業、05年同大学大学院修士課程修了。共同で研究していた医師が加藤レディスクリニックに入職したのをきっかけに見学に訪れ、胚培養の魅力にひかれて入職、胚培養士として20年以上勤務。その技術や観察力などに、加藤院長も一目置いている。フィリピンやモンゴル、中国などでの現地研修指導のほか、海外からの研修生の指導も行っている。
世界的レベル! 最大500名の患者さんの胚を同時に培養可能
胚培養士とは、卵子と精子を受精させて子宮に移植するまでの間、培養して大切に育ててくれる人。加藤レディスクリニックには生物系や農学系学部出身者、臨床検査技師の資格取得者、薬学部や看護学部の出身者からなる約60名の精鋭集団が在籍しています。
受精卵(胚)は胚培養士の勤務時間に合わせて成長してくれるわけではないため、24時間365日、受精卵(胚)を見守っています。「卵子と精子を受精させて培養する」といっても、実際の業務は多岐にわたります。まず、胚培養士の1日をのぞいてみましょう。
加藤レディスクリニックの培養室はビルの7階と8階の2フロアあり、8階は初診の患者さんや院長確認が必要なむずかしい症例、7階は何度か胚移植をしている患者さんの卵子、胚を培養しています。
朝は7時半ごろに出勤した培養士が、「タイムラプスインキュベーター」で夜間の受精卵の様子を確認、記録することから始まります。タイムラプスインキュベーターとは、受精卵をとり出すことなく、24時間リアルタイムで観察できる培養器のことです。

「当院には現在22台あり、最大500名の患者さんの受精卵を培養できます。受精卵を確認したら、正常に受精しているか、細胞が移植できるように分割しているか、凍結できる状態になっているかなどを医師に報告します」と、島崎さんは説明します。
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