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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 子宮って“鶏卵”ほどの大きさ!受精卵が着床する子宮内膜の厚さは、どれくらい?【医師監修】 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | 子宮って“鶏卵”ほどの大きさ!受精卵が着床する子宮内膜の厚さは、どれくらい?【医師監修】

2025/02/20 公開
2025/02/25 更新

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子宮内膜がふかふかにならないのはなぜ?

子宮内膜が厚くならない理由には、①子宮内膜そのものの機能異常、②子宮への血流不足、③卵胞ホルモンの分泌量が少ないなどが考えられます。

①子宮内膜そのものの機能異常は、流産や子宮筋腫などの手術を受けたことがある、前回の出産で胎盤がなかなかはがれなかった、炎症などで子宮内膜に癒着が起こっているなどが原因となって起こります。

②子宮への血流不足は、骨盤内の動脈とつながっている子宮の動脈の血流が悪いことが原因です。血流が悪いと、酸素や栄養が運ばれにくくなります。

③卵胞ホルモンの分泌量が少ない場合は、本来、子宮内膜が厚くなっていくはずの卵胞期に子宮内膜が厚くなることができません。

また、卵胞ホルモンが分泌されるには、いくつかのステップがあります。まず脳の視床下部から性腺刺激ホルモン(GnRH)が分泌されると、脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌されて卵巣で卵胞が育っていきます。卵胞が成熟するとそこから卵胞ホルモンが分泌されて子宮内膜が厚くなっていきます。

つまり、最初に視床下部から性腺刺激ホルモンがきちんと分泌されないと、卵胞ホルモンもじゅうぶんに分泌されません。

視床下部はストレスに敏感なため、ストレスがかかると卵胞ホルモンの分泌に影響することがあるので、できるだけストレスをためないようにすることも、子宮内膜をふかふかにするために大事なことです。

取材・文/荒木晶子

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監修
監修

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

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