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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 子宮内膜が薄い。保険と自費、どちらの診療を選ぶべき?【不妊治療の保険診療と自由診療Q&A】

子宮内膜が薄い。保険と自費、どちらの診療を選ぶべき?【不妊治療の保険診療と自由診療Q&A】

妊活ライフ
2025/03/30 公開

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保険診療、先進医療などわからない言葉が多く、妊活・不妊治療しているときに生じる疑問…。『あかほし』会員から寄せられた質問に、峯レディースクリニック院長の峯克也先生にお答えいただきました。

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Q.自費で治療する方法があると聞きましたが、トライすべき?

「子宮内膜が薄い」と言われました。今まで体外受精で良好な胚を2回移植していますが、着床しませんでした。自費で治療する方法があると聞きましたが、トライすべきでしょうか?

A. まずは保険診療で可能な方法にトライしてみては?

自由診療(自費)で治療を受ける前に、保険診療を受けながらできることもあるのではないかと思います。たとえば胚移植には、ホルモン剤を服用して子宮内膜を整える「ホルモン補充周期」と、ホルモン剤は使用せず、その人の自然な排卵に合わせて行う「自然周期」とがあります。

現在はホルモン補充周期が一般的ですが、人によってホルモン補充周期のほうが子宮内膜が厚くなる、自然周期のほうが子宮内膜が厚くなるなど、個人差があります。どちらが合っているか、胚移植の方法を工夫してもらうのも一案かと思います。

また、2回以上移植しても着床しない「反復着床障害」の場合に、原因を調べるTRIO検査などの先進医療もあります。TRIO検査は子宮内膜の状態を調べる検査で、ERA(子宮内膜受容能)検査、EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム)検査、ALICE(感染性慢性子宮内膜炎)検査、それら3つの総称です。

●ERA検査は、着床に適した時期=「着床の窓」を調べる検査です。一般的にホルモン補充周期では黄体ホルモン(プロゲステロン)を投与してから5日目に胚移植を行いますが、着床の窓には個人差があるので、それより早く適した状態になったり、それより遅くならないと適した状態にならなかったりする可能性があります。

●EMMA検査は、子宮内の細菌バランスを調べる検査です。バランスがくずれていると着床に影響があります。

●ALICE検査は、着床を妨げる原因の一つである慢性子宮内膜炎の原因菌を調べる検査です。

TRIO検査をすれば必ず原因が見つかるわけではありませんが、先進医療は保険診療を行いながら併用できるので、調べてみるのも一つの方法です。

なお、自由診療での子宮内膜が薄い場合の治療法としては、多血小板血漿(platelet-rich plasma:PRP)療法があります。PRP療法は、患者さんの血液から高濃度の血小板を抽出して子宮内に注入し、子宮内膜を活性化させるという再生医療です。この治療は自由診療なので、保険診療で保存した受精卵を胚移植することは混合診療となるため、できません。新たに自由診療で採卵を行ったあとに、自由診療で胚移植を行うことになります。

取材・文/荒木晶子

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監修
監修

日本医科大学大学院女性生殖発達病態学修了。同大学産婦人科学教室で講師や生殖医療主任、木場公園クリニック勤務などをへて、2017年6月に峯レディースクリニックを開院。父も産婦人科医で母は助産師の家庭に育ち、現在は2児の父。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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