【独占】元NHKアナウンサー登坂淳一さん不妊治療の「つらい」「しんどい」「もう無理かも」…。心が折れそうになった出来事をいまだから告白
元NHKアナウンサー登坂淳一(とさかじゅんいち)さん。麿(まろ)の愛称でも親しまれています。そんな登坂さんは、流産や不育症を乗り越え、50歳で愛娘を授かりました。
自分の経験が役に立つなら…と夫婦で遠距離通院の不妊治療をしていたことを妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』に告白。
登坂さんが不妊治療を振り返り、つらかったことを3つ挙げてもらいました。男性からみた不妊治療、ぜひ参考にしてください。
妊活History
登坂さん 47歳/妻38歳
結婚。クリニックで妻のチョコレート嚢胞(子宮内膜症)が判明。
治療しつつタイミング法を試す。
登坂さん 48歳/妻39歳
年齢のこともあり、体外受精へ。
1回目、2回目は化学流産、3度目は着床せず。
登坂さん 49歳/妻40歳
4回目の体外受精で妊娠、出産。
Profile
1971年6月10日 東京生まれ。1997年NHKに入局、アナウンサーとして数々の報道番組を担当、「麿(まろ)」の愛称で親しまれる。
2018年フリーに転向、現在はBSフジニュースなどで活躍中。2021年4月に第一子(女の子)誕生。
登坂淳一さんインタビュー
▷▶不妊治療・流産・不育症をへて50歳・白髪パパになるまで。
【登坂淳一さん】不妊治療で僕が本当につらかったこと!
①いちばんつらかった「流産」
一番つらかったのは………やはり流産です。
「流産の手術は麻酔で痛みもなにもなかったけれど、どんな不妊検査や治療よりもつらかった」と妻は語っていました。妻の体にもダメージがありましたし、もしかしたら子どもはもう無理かもと、夫婦で心が折れそうになったこともありました。
②「コロナ禍の通院」がつらかった
体外受精の4回目から出産まで、コロナ禍で僕はつき添えなくなり、病院の外で待っていました。
妻と同じレベルで情報を共有したかったので、主治医の話をいっしょに聞けなかったのがつらかった!
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③「男性の無力さ」を感じました
薬を飲むのも痛い注射をするのもほとんど女性で、男性ができることは圧倒的に少ない。
代われるものなら代わってあげたいと本気で思いました。ですが、女性が妊娠、出産のために使うエネルギーや苦労をそばで見ていて、分かち合うことができました。
出産直後。ドクター、看護師さん、妻に感謝です。
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