AMHは増やせる?無理?キーワードは「ゆるやか」。妊娠のための生活習慣5選【医師監修】

減少する卵子が卵巣の中にどのくらい残っているかの目安となるのが、AMH(抗ミュラー管ホルモン)。加齢と同じ原理で、AMHの数値を上げることは残念ながら不可能。ですが、減っていくスピードをゆるやかにすることは可能なんです。
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数値の下がり具合を生活習慣の見直しで「ゆるやか」に
AMHの数値の下がり具合をゆるやかにするのは、日々の生活習慣が大きく関わっています。女性は、肌や体のアンチエイジングケアには気を遣っていますよね。やることはそれと同じで難しいことはゼロ。卵子を意識したライフスタイルを送り、妊娠に近づく努力をしましょう。
アンチエイジングホルモンDHEAで若返り
主に副腎から分泌され、若返りホルモンと呼ばれるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)。低AMHでDHEAのサプリを服用すると治療の成績が上がることがわかっており、DHEAのサプリメントを処方するクリニックもあります。
食事や運動も重要!副腎によいとされる肉、魚、大豆製品、野菜など、要は食材をバランスよく摂取するのがいいとされています。運動は下半身に少し負荷をかける動きが◎。
授かりたいなら喫煙は論外!絶対に今すぐ禁煙!
タバコの煙には約4000種類の有害物質、60種類以上の発がん性物質が含まれ、寿命が10年縮まることもわかっています。
受動喫煙による副流煙もNG。喫煙は卵子や精子にとってはダメージしかありません。妊娠したとしても流産や早産の危険性もあるので、即禁煙しましょう!
ただ寝るだけじゃダメ!いかに‶質よく眠れる”かがカギ
睡眠の質を評価する研究などから「睡眠の質と受精率」を調べた結果、質のよい眠りは良好胚になりやすいことがわかっています。
ただ寝るのではなく、短時間でもぐっすり眠れた感があり、翌朝シャキッと目覚められるような睡眠がベスト。睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」のサプリを飲むと、妊娠率が上がることも証明されています。
リラックス、平常心、授かりキーワードは“笑い”
人は笑うことでリラックス効果を得られ、緊張していても平常心に戻ることができるという結果が、イスラエルの研究で報告されています。
不妊治療はストレスや緊張の連続となりがちですが、妊活中こそ笑顔でいたいものです。
鍼灸で体ぽかぽか。東洋医学に頼るのもGOOD!
鍼灸は体のさまざまなツボを刺激して血流を良くする効果があります。卵巣や子宮の血流が促され代謝がよくなることは、妊娠にもいいこと。
西洋医学でできないことを東洋医学が補ってくれる考え方もあるので、体や子宮がぽかぽかあたたまる鍼灸はおすすめです。
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