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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 「男性不妊の公表は正解だったのだろうか」悩む日々の中で救われた出来事が【フミカナさんインタビュー/前編】

「男性不妊の公表は正解だったのだろうか」悩む日々の中で救われた出来事が【フミカナさんインタビュー/前編】

2025/07/28 公開
2025/07/29 更新
フミカナ

photo/中村彰男

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2019年にABEMA「さよならプロポーズ」出演を機にゴールインして話題を呼んだ、インフルエンサーのフミヤさんとカナミさんの“フミカナ”夫婦は、男性不妊を乗り越えて2024年に第1子となる女の子を授かりました。

Youtubeでフミヤさんの男性不妊を公表して大きな反響を呼びましたが、公表後は苦しんだり悩んだりの日々が続いたといいます。それでも、この経験によって夫婦の絆はこれまで以上に深いものに。そんなふたりが、当時の葛藤や本音をあかほしWEBで初めて語ってくれました。

前後編の2回に渡ってお届けするインタビューの前編では、男性不妊の判明からYouTubeでの公表に至った経緯などについて伺いました。

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「自分が男性不妊!?」診断結果に戸惑うも、事実を公表することに

現在、生後10カ月となるまな娘の子育てに奮闘するフミカナさんですが、ふたりにとって子どもを授かるまでの道のりは、簡単なものではありませんでした。入籍から半年後の2022年5月に、フミヤさんの男性不妊が判明したのです。

フミヤ「仕事の関係で精液検査キットを試す機会があり、そこで精子の数値がよくないという結果が出まして。念のためクリニックで検査を受けることにしたのですが、そのときは『何かのまちがいだろう』と、気楽な気持ちでいました」

しかしそこで、男性不妊の症状のあることがわかります。

フミヤ「今となれば、男性不妊がそう珍しくはないこともわかるのですが、当時はすぐに受け入れられるほどの知識が僕にはありませんでした。だから、驚きは大きかったです」

カナミ「私も、当時は男性不妊に対する知識がほとんどなく、不妊の原因の多くは女性にあると思っていました。それに、私自身は定期的に検査を受けていて不妊につながるような異常はなかったので、自分たちと“不妊”が最初は結びつきませんでした」

フミヤさんは頭の中は混乱状態だったそうですが、それでも結果を知ったその日のうちに、男性不妊をYouTubeで公表。それは、カナミさんを気遣ってのことでした。

カナミ「フミくんは、自分のことよりも私が苦しむのではないかと心配したようです。というのも、入籍後から私のもとには『子どもは?』『楽しみにしています』というコメントがたくさん届いていたんです。もちろんこれまでならばうれしい声ですが、状況が変わればそのコメントがストレスになってしまう、だったら打ち明けたほうがいいよね、と。ふたりで話し合って、公表することにしました」

▲「『男性不妊症』と診断されました。」と題した動画には、たくさんのコメントが寄せられました。

次のページ>>「自分のせいで」と責めるフミヤさんにカナミさんは…

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