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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 「男性不妊の公表は正解だったのだろうか」悩む日々の中で救われた出来事が【フミカナさんインタビュー/前編】 2ページ目(3ページ中)

2ページ目(3ページ中) | 「男性不妊の公表は正解だったのだろうか」悩む日々の中で救われた出来事が【フミカナさんインタビュー/前編】

2025/07/28 公開
2025/07/29 更新
フミカナ

photo/中村彰男

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お互いを悲しませたくたかった

その後もフミヤさんは、自分のせいでカナミさんにつらい思いをさせてしまうのではないかと、責任を感じていたようです。

フミヤ「カナミは入籍前から『子どもは欲しい』と言っていたし、4人兄弟で育った僕のことをうらやましいとも言っていました。だから、きっと子どもがたくさんいる未来を想像していたに違いないと、勝手に思い込んでたんです。その夢を僕が断ち切ってしまうのではないかと思うと、胸が押しつぶされそうでした」

カナミ「私としては、そんなふうにひとりで責任を背負い込むフミくんのことが心配でした。それに、私自身は診断結果を聞いて、悲しいとかショックという思いはまったくなかったんです。もちろん授かれたらうれしいけれど、子どもがいなくてもふたりで楽しく生きていければいいって、自然と思いました。

“幸せの形って、ひとつじゃないよね”って、冷静に受け止めていたことを覚えています」

フミカナ

ふたりに共通していたのは、“自分よりも相手”を気遣う気持ち。フミヤさんもカナミさんも、「相手が悲しむことが、いちばんつらいです」と話します。

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