2ページ目(3ページ中) | 〈モデル黒田真友香さんの妊活〉仕事との両立、治療費、夫婦関係、周りの声…不妊治療で感じたリアルな気づき/後編
“モチベキープ”のためにお楽しみを準備!
私は日頃からあまり人に相談をしないタイプなので、夫には治療に関する報告はしても、「どうしよう…どう思う?」といった相談はあまりしませんでした。相談するより、自分で解決策を探して前に進むほうが気持ちが晴れるタイプなので、友人に対しても、基本的には不妊治療に対する相談というのはあまりしなかったものです。
人に相談をしないぶん、治療によるストレスは“お楽しみ”で発散!お楽しみはたとえば、旅行したり大好きなお酒などを飲んだりすることです。旅行は「この周期がダメだったら、あそこに行こう!」という具合に、夫婦でよく計画を立てていました。私ひとりで海外旅行をしたこともあります。妊娠したら行きにくい、遠い場所がいいなと思い、イタリアとクロアチアに一人旅をしました。

治療を頑張るために旅行をお楽しみのひとつに。これは“アドリア海の真珠”と言われる美しいクロアチアでの1枚です。
即行動!が成功のカギだったかも
何事も早く決断して行動に移したことは、私にとっては最適解だったと思います。ときには時期尚早なこともあったかもしれませんが、積極的に動いたことは間違いではなかったと思います。自己流の妊活を始めて3カ月目に病院に行ったこと、そこの病院で感じた自分の違和感に従って速やかに転院したこと、不妊治療の情報収集を徹底的に行ったことなど。
自分が無排卵と知らずに自己流の妊活を3ヵ月間続けたことに関しては、当時は焦りもあり、時間を無駄にしたと後悔しました。でも今思えば、それでも早く動けたほうだったんじゃないかなと思います。
治療を続けるなかで、妊活のやめどきについても夫婦で話し合っていました。夫は基本的にいつも私の意見を尊重してくれるので、「やめるタイミングは真友香が終わりにしたいと思ったときで」と言ってくれました。こんなふうに常に私側にボールを持たせてくれた、つまり選択権を持たせてくれたことは感謝です。

結婚式のときの2ショット。子どもは欲しいけれど授からなかったときのことも考え、ふたりで将来設計を立ててしました。
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