峯レディースクリニック【おすすめクリニック訪問記】
妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」が不妊治療クリニックを訪問。クリニックの雰囲気、治療の中身、先生やスタッフの素顔など、じっくりレポートします。病院選びの参考にしてください。
〈峯レディースクリニック〉
高い技術力、きめ細やかなコミュニケーションで、患者様の体と心に寄り添う医療を提供
高い技術力、きめ細やかなコミュニケーションで、患者様の体と心に寄り添う医療を提供
峯レディースクリニック(東京都目黒区)

院長 峯 克也先生
1998年日本医科大学医学部卒業。同大学産婦人科病院講師をへて、2017年6月峯レディースクリニックを開院。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医。日本産科婦人科学会指導医。
「自然に患者様のことを親身に考えられる」そんなスタッフがクリニックの自慢です
編集部 峯レディースクリニックは、スタッフの方の評判が非常に良いですね。
峯院長 現在、看護師8名、培養士5名、看護助手2名、受付7名、それから非常勤のドクター3名が在籍しています。私自身、本当にスタッフに恵まれているなと実感しながら、日々診療を行っているんです。
編集部 恵まれていると感じられるのは、どんな点ですか?
峯院長 スタッフ全員が、誰に言われるでもなく自然に、患者様の身になって考えられるという意識が共通しています。医師の私以上といってもいいくらい患者様に寄り添い、まるで家族のように不安や悩みに親身に向き合ってくれます。心から患者様のことを考えてくれているなと感じるシーンが多々あります。無事にご妊娠なさり当院を卒業する際は、スタッフ全員が我がことのように喜びながら患者様を見送ってくれます。
一方で、みなさんご存じのように、治療を受けたからといって、誰もがすぐに赤ちゃんが授かるわけではありません。授かるまで心身ともにたくさんのストレスを受けますし、治療で妊娠したけれど残念な結果になってしまうケースもあります。そのようなときはスタッフも悲しい思いを抱きつつ、患者様が治療を続ける気持ちを維持できるよう寄り添えないかを考えてくれます。
患者さん一人ひとりの生活環境や事情も異なりますよね。治療歴だけでなく、そうした背景もきちんと理解したうえで、個々の患者さんの思いにさりげなく寄り添ってくれています。具体的にいうと、医師の私が説明しきれない部分、患者様が私に聞きにくいこと、聞き忘れたことに対して看護師や受付スタッフがフォローしてくれるなんていうのは日常茶飯事。彼女達は、「カルテの準備をしながら、ちゃんと患者さんの顔を思い浮かべられる」と言うんですよ。
さらには、受付は患者様が最初と最後に会うクリニックのスタッフになるわけで、その対応はとても重要だと考えています。ですので、患者様から、「受付の人がやさしく対応してくれて、うれしかった」と言われると、本当にうれしく思います。
また反対に、受付スタッフも「患者さんがみんないい人たちばかりで、私たちは恵まれている」と喜んでいます。そんなとき私は、「それは鏡みたいなもの。スタッフが心を込めて接しているのが患者さんに伝わるから、やさしさが返ってくるのだろう」と話しています。

受付ではスタッフがあたたかくお出迎え。

自然光が差し込む、やわらかな雰囲気の待合室。
培養室で作業をしていると「患者さんの顔が思い浮かびます」
培養士は培養室で患者様の受精卵を取り扱う作業がメインとなりますので、患者様と会う機会はどうしても少なくなります。培養士にも、初回の採卵や、胚移植の前には直接患者様とお話しする時間を設けております。培養士とお話しする機会があったほうが、患者様も安心して大切な受精卵を託せるのではないかと考えました。一方で、培養士も、患者様の顔を思い浮かべながら培養室で培養作業をしてるようです。
当院の培養士は、全員が日本卵子学会の認定を受けた生殖補助医療胚培養士です。みんなが高い技術力をもつと自負しております。そこに患者さんへの想いが加わり、より良い結果につながっていると思います。妊娠判定の際や卒業の際は、培養士は患者さんにお会いすることはありませんが、培養室でみんなとても喜んでおります。
さらに、学会や研究会にも積極的に参加し、新しい技術や方法などを柔軟に取り入れる姿勢も大事にしています。年をとると誰でも新しいことにチャレンジするのが億劫になってくるものですよね。私自身も例外ではありませんが、当クリニックの場合、培養士から「先生、こういうことがあるようですが、やってみませんか?」と声をかけてくれます。そうした意識の高いスタッフがいることも、「スタッフがクリニックの自慢」だと感じる理由の一つです。

5名の培養士が、日々、患者様の命と向き合っています。

最新機器が完備された培養室。クリーンな環境で卵子、精子、受精卵(胚)を守るために、有害な赤外線や紫外線を出さないLED照明を採用。

徹底した安全体制のもと、培養士全員が患者様の受精卵を大切に取り扱い、管理しています。

(左)採精室。男性がここで採精し専用ケースに精液を入れて、培養室と繋がっているPASS BOXに預けます。自宅から持参する場合もここに預けます。
自由が丘駅から徒歩30秒という好アクセス!通院のストレスを軽減できる
編集部 自由が丘駅から徒歩30秒というアクセスのよさも、大きな魅力ですね。
峯院長 不妊治療は通院回数が多くなりがちなので、通いやすさをいちばんに考えました。不妊治療にかぎらず、病院に行くという行為は楽しいことではないですよね。自由が丘のような場所だと、食事をしたりお茶をしたり、ウィンドウショッピングしたりしながら、治療の合間の気分転換もしやすいと思います。
また、私が以前在籍していた日本医科大学の武蔵小杉病院がすぐ近くにあることも、この場所を選んだ理由です。何かあったときに設備の充実した病院に紹介できるという点も、患者様にとっては安心材料なると考えています。

自由が丘駅から歩いて約30秒。通院前後の時間をうまく活用できます。
一般不妊治療から高度生殖医療、不育症、プレコンセプションケアまで幅広く
編集部 峯レディースクリニックで受けられる治療について教えてください。
峯院長 タイミング法や人工授精といった一般不妊治療、体外受精、顕微授精、凍結卵子融解胚移植、着床前診断などの高度生殖医療のほか、不育症、プレコンセプションケア(将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと)、ブライダルチェック、テンダーラビングケアなども行っています。
とくに、不妊治療と不育症を同時に行っている点が、当クリニックの大きな特長です。不妊治療で授かったのに流産してしまうという方が、やはり一定数いらっしゃるのです。
編集部 そういうときに「じゃあ、他の病院で…」とならずに、同じクリニックですぐに対応してもらえるのは、患者さんにとってメリットですよね。
峯院長 不妊治療を行っていて、流産を繰り返し不育症となってしまった際も、不育リスク因子スクリーニングを行い適切な治療を行えば、60~70%の方が赤ちゃんを授かれます。せっかく妊娠したのに流産してしまうということは本当におつらいことと思いますが、適切な情報をお伝えし、治療を続ける気持ちを保っていただけければと思います。
また、不育症の方のなかにも、自然妊娠できていたのに流産を繰り返したため高齢になり、自然妊娠が難しくなってきたという方もおられます。そのような方には不妊治療でお手伝いができます。

(左)血液検査などを行うスペース。(右)カウンセリングルーム。

培養室と直結した場所に処置室があります。

リカバリールームは5部屋。さまざまな処置を受けたあとはここで体を休めます。
不育症で行われる“心のケア”を不妊治療にも取り入れています
編集部 テンダーラビングケアとは、どんなものですか?
峯院長 「やさしさに包まれるような愛に満ちたケア」という意味の言葉で、不育治療で主に行われるカウンセリングのようなものですね。流産経験のある方は、どうしても不安が強くなりがちです。そんな患者さんに頻回に通院してもらい気がかりや不安に思うことをなんでも話していただく。そこで親身なアドバイスを受けて安心してもらうと、流産率が下がるというデータがあるのです。
当クリニックでは、このケアを不妊治療の患者さんにも取り入れています。また、私は遺伝専門医でもあるので、遺伝子カウンセリングも提供できます。

診察室でじっくり患者様と向き合います。
「赤ちゃんが欲しい」と感じたら、まずは相談だけでも!
編集部 最後に、峯先生から妊活中の方へのメッセージをお願いします。
峯院長 赤ちゃんが欲しいなという気持ちが芽生えたら、相談だけでもいいので来院してほしいですね。たとえば、検査を受けること自体が妊娠への近道になる場合もあります。
現在はカップル3組に1組くらいの割合で、なんらかの治療を受けて、赤ちゃんを授かっている時代です。インターネットにはさまざまな情報があふれていますが、そうした情報で勝手にハードルを上げずに、「ちょっと悩みを聞いてもらおうかな」と気軽にご相談にいらしてほしいですね。
不妊治療は、カップルがより幸せになるためのもの。医療的な技術の提供はもちろん、スタッフ全員が家族のような気持ちで、ご相談にいらした方々がより幸せになるためのサポート、治療の伴走をしていきたいと思っています。
住所:
東京都目黒区自由が丘2-10-4 ミルシェ自由が丘4階
電話:
03-5731-8161
アクセス:
東急東横 線・大井町線「自由が丘駅」正面口より徒歩30秒
診療時間:
月・火・水・木・金・土 8:30~11:30
月・火・水・木 15:00~18:00
休診日:
金・土午後/日・祝
撮影/柴田和宣 取材・文/植田晴美 企画/サンワードメディア
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