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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 30代夫婦、自然妊娠はむずかしいの?人工授精をすすめられました【医師が読者の悩みにお答え】

30代夫婦、自然妊娠はむずかしいの?人工授精をすすめられました【医師が読者の悩みにお答え】

2023/06/24 公開
2024/09/20 更新

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妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』に寄せられた皆さんのお悩みに、ドクターが答えてくれました。「いつか妊娠したい」「ママになりたい」と思ったときに浮かんでくる、さまざまな疑問や不安。

どんな治療があるの?ほかの治療法も検討してみるべき?体調についての悩みには、だれに聞いていいかわからないことも…。今回はパートナー側の妊活についてみなさんの疑問や気がかりなことを、専門のドクターにお答えいただきました。

ドクターに人工授精をすすめられました。
自然妊娠はむずかしいの?

質問者データ
妻・33歳
夫・30代
妊活歴8ヶ月
既往歴なし

なかなか妊娠しないな、と思って病院に行きました。精液検査の結果を見たドクターからは人工授精の提案が…。
私たち夫婦は、自然妊娠、そしてタイミング法での妊娠も難しいのでしょうか?

関連記事:「人工受精」の妊娠率はどれくらい?どんな治療なの?

精液検査は一度だけではなく数回受けてみて判断!

男性の精液の状態は、体調などによってかなり変わるので、1回の結果だけからは確かなことは言えません。
少なくともあと1~2回検査を受けてから判断されたらいいでしょう。

自然妊娠を希望される場合、自分たちで排卵日検査薬を使ってタイミングをとる方法では、排卵を確実にキャッチできないこともあるので、やはりクリニックで超音波検査やホルモン検査を受けて、ベストなタイミングを指導してもらうのがおすすめです。

関連記事:妊娠しやすいタイミングがわかるアイテムがあるって本当?

男性不妊の9割が精液検査ではわからない?

男性の妊孕力(妊娠させる力)には大きく2つあり、ひとつは、夫婦生活をもち、腟内に射精できること。
2つ目は、その精液内に運動能力と受精能力を兼ね備えた精子が、十分な数存在することです。

前者に問題がある「性機能障害」は、自覚できますが、2つ目の「造精機能障害」に関しては、精液検査でなければわかりません。男性不妊の約9割が、この造精機能障害といわれています。

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監修
監修

山下レディースクリニック院長。
1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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