5ページ目(7ページ中) | 東尾理子さん「不妊」という言葉に違和感を感じた〜妊活振り返り1万字インタビュー
私の気分転換の方法があるとしたら、その場から離れることかな。旅行もそうですよね。あとは、お酒も飲めないし…ふて寝することくらいですかね(笑)。
最高に幸せな第2子の出産
――理子さん40歳のときに、第2子の妊娠が判明、41歳で出産されました。
2人目は無痛分娩だったんです。最高に幸せなお産でした。本当によかったです。条件がそろって、無痛ができる環境であるならば、おすすめしたいくらい。回復具合も違うんですよ。余力が残っている感じで。産み終わってから大変な育児が始まりますから、できるだけ早く回復したほうがいいですよね。
――理汰郎くんのときの出産は大変だったようですが、2人目は順調だったんですか?
1人目と同じく、子宮口がなかなか開かなくて、結局、計画分娩になったんですね。前日からバルーンを入れて、翌朝から促進剤を打って、麻酔をして1人目の和痛分娩のときは、陣痛と陣痛の間は寝ないでくださいって言われたんですけど、無痛分娩の先生は「ゆっくり休んで、眠かったから寝てていいですよ」っていう感じなんです。陣痛が来てるのは分かるんですけど、痛くないんですよね。
――理汰郎くんのときの出産とはかなり違っていたんですね。
分娩中も、私、余裕がありすぎて、今から出てくるよっていうときに、自分でスマホ持って写真を撮ったんですよ(笑)。
(ここでマネージャーさんから証言が。「“今、分娩台にいて、あと1時間程度ででてくると思う”ってLINEが届いたんですよ。誰がこのLINEを送ってきたの??って、事務所でびっくりしていました(笑)」)
――すごいですね(笑)。
夫といとこが立ち会ってくれたんですが、2人のほうが緊張してるのがわかるんです。2人はそれぞれビデオとカメラを持ってたんですが、私はスマホを持って、あたふたしてる2人を撮るのが面白かったですね。
赤ちゃんがでてきて、先生が「だんなさん、へその緒を切りますか?」って聞いたんですけど、夫は緊張して「いや、いいです」って言うので、「私が切る!」って言ったんです。だから私、自分で自分のへその緒を切ったんですよ(笑)。
それくらい、自分のお産の状況を冷静に見られたんですよね。第1子のときは痛くて覚えていなかったことも、全部見ることができて。本当に楽しくて幸せで、最高なお産でした。
身体がリラックスしているから、子宮口も開きやすくて、赤ちゃんもおりてきやすいでしょうね。「痛いー!」って言うと身体に力が入るから、手も握りますけど、リラックスすると手も開くじゃないですか。そんな感じで、すごくリラックスして産めました。
ただ、後陣痛はものすごく痛かったです(笑)。2人目のほうが子宮の収縮が早いみたいで、めちゃくちゃ痛かったですね。1人目のあとは、授乳時のおっぱいの痛さにびっくりして、2人目のあとは、後陣痛の痛さにびっくりしました(笑)。
第3子の妊娠は奇跡的!
――2017年11月、第3子の妊娠を発表されました。
実は、夫も私もびっくりの妊娠でした。
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