【鈴木亜美さん39歳の妊娠】「自分の人生が少しだけちっぽけに感じました」これまでの妊婦生活を振り返りインタビュー!妊娠6ヶ月で急に起こったトラブルとは?
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2016年に7歳年下の夫と結婚し、5歳と2歳の子育て中の鈴木亜美さん。現在3人目を妊娠中で、8月中旬の出産予定日を心待ちにしています。
34歳での初産から、40歳で第3子を迎えるまでの心と体の変遷を、家族の物語とともに語ってくれました。
【鈴木亜美さん】第1子の妊娠。初めての婦人科へ
2016年に結婚し、2017年1月に長男を出産しました。もしかしたら妊娠かな?と思って、市販の妊娠検査薬で調べると“陽性”と出たので、すぐに夫に伝えたら、「明日、病院に行こう!」と。「えっ、明日!?」みたいな感じで、慌てて産婦人科に行きました(笑)。
そしたら、「赤ちゃんの袋はできているけど、確認するにはまだ早すぎるから、2週間ぐらいしたらまた検査しにきてください」と言われて。私は産婦人科を受診するのは初めてで、ちょっとドキドキしましたが、夫が一緒に行ってくれたので心強かったです。
おなかに子どもが宿ったことで、
それまでの人生が少しだけちっぽけに感じたり…
それまでの人生が少しだけちっぽけに感じたり…
初めての妊娠は、これからおなかの赤ちゃんがどう成長し、自分の体がどう変化していくのか何もわからず、ネットの情報を読んだり、妊婦さんたちのYouTubeを見て情報収集していました。
いちばんの変化は、おなかに自分の子どもがいるというだけで、世の中を見る目が180度変わったことです。
これだけ人間がいるということは、これだけお母さんたちは頑張ったんだな〜と思うと、自分もその一人になりたいと思ったし、それまでの自分の人生が、少しだけちっぽけに感じられて。
親への感謝も改めてこみ上げ、自分の人生を一気に見直すきっかけになりました。行動も変わりました。町を歩いていても、もっとエレベーターが増えれば、体が不自由な人に優しい世の中になるのにとか、よそ見をしてると人にぶつかるから、みんなまっすぐ前を見て歩こうよ、と思ったり(笑)。
交通手段ひとつとっても、自分が親になったら、バスや電車の使い方も子どもに教えなきゃいけないから、自分が知っておかないと、何かあったときに親として恥ずかしいなと思い、なるべくバスや電車に乗るようにしたり。
以前は、人とコミュニケーションをとるのも苦手でしたが、おなかが大きくなるにつれて、近所の人たちとも自然とお話しするようになって。公園を散歩していても、つい子どもに目が行き、それまでは絶対にそんなことはなかったのに、「何歳ですか?」という言葉が自然と出てきちゃうんです。
世のお母さんたちに対して、「先輩、話を聞かせて!」みたいな気分になって(笑)、自分から心を開いたことで、とても楽になりました。
長男の妊娠中は、すべてにおいてそんな感じで、マタニティブルーどころか〝マタニティハイ〟でしたね(笑)。自分が子どもを産んで親になり、育てていくことへの不安はもちろんあったけれど、未知への不安も楽しみに変えて、「この子に恥ずかしくないように、がんばらなきゃな」という気持ちになれた妊娠期間でした。
命の誕生は、たとえようのない奇跡
初めての出産は、赤ちゃんを産むという痛みも感じたくて、普通分娩にしました。
立ち合い出産にしたのは、夫の希望です。
彼は、採血で気を失っちゃうぐらい血が苦手なのに、「父親らしくちゃんと立ち会って、生まれるところを見届けたい」と言うので、「じゃあどうぞ」という感じでしたね(笑)。
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