【鈴木亜美さん39歳の妊娠】「自分の人生が少しだけちっぽけに感じました」これまでの妊婦生活を振り返りインタビュー!妊娠6ヶ月で急に起こったトラブルとは?
出産当日は、陣痛が始まってからも、夫が仕事でなかなか来られず、義理の母が駆けつけてくれて、ずっと腰をさすってくれました。途中から来た夫も、義母に、「はい、お水飲ませて!」「腰さすって!」「おしり押さえて!」と指導されながら奮闘してくれて。
夫と義母がいてくれて、助かりました。陣痛に耐えるのは大変でしたが、陣痛には波がありますよね。痛みが引いたタイミングで先生が「頭出てきたよー。触ってみる?」と声をかけてくださったんです。
「えっ!?触れるの?」と思って手を伸ばすと、ほわほわの髪の毛があって、それに触れた瞬間、なんともいえない感動と涙がこみあげました。「わぁ、頭だ!」と思ったらまた元気になって、「ああもう、早く出してあげるからね!」という気持ちで、もうひとがんばりいきんで生まれました。
無事に誕生した瞬間は、ものすごくうれしかったです。同時に、これほど神秘的な瞬間を自分が経験したということがまだ信じられないような、不思議な感覚に襲われました。命の誕生は、本当にたとえようのない奇跡でしたね。
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長男が5ヶ月の時のツーショット♡
子どもは3人欲しい夫、いっぽう私は…
結婚当初から、「子どもは3人ほしいね」と 私も夫も3人きょうだいで、きょうだいがいる良さを知っていることもあり、夫は結婚当初から、「子どもは3人ほしい」と言っていました。
私も、2人以上いたほうが、子どもたちも役割ができたりして楽しいだろうなって。ただ、仕事は続けたいし、33歳という自分の年齢を考えると、そんなに持てるだろうか?という思いもあって。
何人迎えるかは、私の気持ち次第だったんです。 長男を産んで初めて経験した赤ちゃんのお世話も、思った以上にたいへんでした。私にとっては、子どもの成長も、月齢ごとに起きやすいトラブルも、すべてが未知のこと
赤ちゃんが生後1ヶ月や2ヶ月、3ヶ月になったとき、みんなのお子さんにはどういうことが起きてるんだろう?って、その都度、ネットで先輩ママさんたちの体験談を読んで参考にしていました。
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2017年の5月(長男4ヶ月)には仕事にも復帰しました
周りの母友のなかには、年子の兄弟の子育てを立派にやっている友人もいましたが、このたいへんさの中で年子を育てるのは、私的にはハイペースすぎて無理だなと。
親が気持ちに余裕を持てない状態で、幼児を育てながら赤ちゃんをみるのは、本当にたいへんだと思うので…。私の場合はそこへのハ―ドルがあって、2人目を迎えるには3歳ぐらいは年の差が必要だと感じていました。
それに、実を言うと、長男を生んだ時点で、私はもう胸がいっぱいで、「一人で充分可愛いし、もう(出産は)ないな」と思ったんです。〝この子に100%の愛情を注いで育てていこう〟って。
でも、長男が2歳近くになり、お友達と遊ぶ姿を見ていると、親と一緒に遊ぶのと、子ども同士で遊ぶのでは、子どもの表情も違えば、やれることも違う。それで「やっぱり兄弟って、いたほうがいいんだな」と思ったんですよね。
どんなにたいへんでも、人って慣れるもの(笑)
長男が3歳になるころを見計らっての2人目なら、長男もトイレや着替え、食べることも一人でできるから、余裕が持てるなと思って。
ひとつだけ心配だったのは、ママっ子で私にべったりの長男が、私が赤ちゃんのお世話をすることで寂しい思いをしないかということで。
でもそれも、2人目を妊娠する前に夫婦で話し合い、夫が常に長男の相手をして、寂しい思いを極力させないと言ってくれたので、私も安心して2人目を迎えることができました。
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次男妊娠中の臨月。出産にともなう入院で長男と離れる5日間が心配だったなぁ
次男が生まれると、夫は約束通り、本当に細やかに長男のケアをしてくれました。いつの間にか、夫と長男の間には、女の私にはわからない男同士の絆が芽生えていて、男同士っていいなと思わされましたね。
赤ちゃんのお世話も、一度経験している分スムーズにできたし、子どもが2人いる生活にもすぐに慣れ、〝(どんなにたいへんでも)人って慣れるものだな〟と(笑)。
夫は「次は女の子がほしいね」と言うし、私も長男と次男が並ぶ姿を見て、もうひとり増えたらどんなことになるのかな?って、想像するようになって。
やっぱり子どもは可愛いし、「これはまだいけるな」という確信が持てて、自然と3人目がほしいと思うようになりました。
【39歳の妊娠】妊娠6ヶ月のころ、腰回りに思わぬトラブルが
次男に続いて3人目も、排卵日を意識することでナチュラルに授かることができました。妊娠がわかったときは、すごくうれしかったですね。
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そのとき、私は39歳。40歳を迎えるにあたって、自分自身、がんばらないとな、今後いろいろ大丈夫かな、と思っている時期でもあったので、もっとがんばらなきゃ!って、活を入れられたというか(笑)。
またひとつ、いろんなことを乗り越えられるタイミングが巡ってきたと思えたし、おなかの子は、そのために来てくれたのかなって。弱気や不安が吹っ飛んで、40歳なんてまだまだだ、というふうに思えるきっかけにもなりました。
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