3ページ目(3ページ中) | 【鈴木亜美さん39歳の妊娠】「自分の人生が少しだけちっぽけに感じました」これまでの妊婦生活を振り返りインタビュー!妊娠6ヶ月で急に起こったトラブルとは?

妊娠の経過は基本順調ですが、おなかが一気に大きくなる6ヶ月ごろに、小さなトラブルがありました。
本当に突然のことでしたが、家で少し横になっていて、お皿を洗おうと思って起き上がって歩こうとしたら、スコン!と腰が抜けるような感覚のあと、激痛が走って急に歩けなくなったんです。
今まで経験したことのない強い痛みで、「なんだろう、これ」と思いました。でも、妊娠中は腰回りに違和感や軽い痛みを感じるのはよくあることで。
ネットで妊婦さんたちの体験談を読むと、みなさんもそういうことがあるようですし、慌てないで安静を心がけたら、次の日にはだいぶ回復しました。
妊娠8ヶ月のいまも、頭痛や胸のモヤモヤなど、ちょっとした不調はあります。なので、仕事以外はなるべく用事を入れずに、不調を感じたらいつでも休める状態にしています。日々の家事も、自分の中でレベルをあげないように、いつもと違うことをあまりしないように、掃除をしたり、ごはんをつくったりという最小限のことを、その時々のペースでやっています。
3人目を妊娠中のいまがいちばん…
今思うと、30代前半で長男を授かったときは、やたら元気でしたね。
「妊娠してたって、いつも通り働けるし、家事もできる。病気じゃないし」って強がっているような面もあったし、「〝彼女は妊婦さんだから〟というふうに、過度な気を遣われたくない」というへんなプライドのほうが強くて。
それで、まだ安定期に入ってないのにいっぱい歩いたり、いろんな場面で〝ちょっと無理しすぎかな?〟と思うぐらいがんばっていました。 そうしたら案の定、6ヶ月検診で子宮頚管が短くなっていることがわかり、「安静にしなさい」と先生に叱られまして。「あまり激しい運動をすると、生まれちゃいますよ」と言われ、おとなしくするようにしたんですけど、それでもまだむずむずしてて…。
やっぱり、体には正直に出るので、当時の自分にもし会えるなら「ゆっくりしてればいいのに…」と言いたいですね。
40代になったいまは、へんなプライドや、強気なところが全部剥がれ落ちて、おなかの子を優しく大事に守れれば、それだけで十分という気持ち。胎動を慈しむ余裕も生まれています。
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思い返せば、1人目の妊娠中は、子どもができて、自分が親になるということで頭がいっぱいで、おなかの中まで想像を巡らせることができにくかったのですが、2人目が生まれて経験も増え、3人目を妊娠中の今がいちばん、「赤ちゃんがいる」という意識を強く持てています。
おなかを手でなでながら辿ると、「これが頭かぁ」とか、「いま、手が動いてるな」というのがわかるし、「元気かな?」って赤ちゃんの手のあたりをポンポンと押すと、「元気だよ」って動いてこたえてくれる。
そんなささいな動きを感じるだけでも、〝この子と気持ちが通じ合ってる〟と信じられるし、しっかりとこの時間を楽しむことができていると感じます。
今だけの〝赤ちゃんを待つ時間〟も大切に
長男、次男の出産は、産みの痛みも感じたくて普通分娩にしましたが、今回、初めて無痛分娩を選びました。無痛分娩で生んだ友人が、「赤ちゃんが産道を降りてくる感じがわかる」と言っていたので、それも経験してみたくて。
自分の年齢のこともあるし、3人目の赤ちゃんは、穏やかに迎えたいと思っています。性別も一応聞いていますが、実際に生まれるまでわからないと思っています。
今はもう本当に、どんな子が生まれてくるのかな?きょうだいがまた一人増えたらどうなるのかな?という楽しみだけですね。
子どもを授かるというのは、その性別も含めて、自分たちで決められることではないなと改めて感じます。妊娠を心待ちにしている時期は特に、たとえ思うように授からなくても、それをストレスに感じずに、ゆっくり構えていられたらいいですよね。
そうやって、いまだけの〝赤ちゃんを待つ時間〟も大切に過ごせたら素敵かなと思います。
取材・文/浜野雪江
鈴木亜美さんのインタビュー掲載!
マタニティー誌『Pre-mo』
●鈴木亜美さん
1982年2月、神奈川県生まれ。1998年に歌手デビュー後、ドラマや舞台、映画で女優としても活躍。2022年2月には、40歳のバースデーライブを開催した。2016年7月に結婚し、2017年1月に第一子男児を、2020年2月に第二子男児を出産。2022年8月に第三子を出産予定。Instagram:@amiamisuzuki
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