桜の芽クリニック【 おすすめ施設訪問記 】
妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」が話題のクリニックを訪問!素顔をまるごとレポートしていきます。
院長 田中(西)弥生先生
1997年、日本医科大学卒業。日本医科大学産婦人科学教室に入局し、2004年に医学博士取得。06年より杉山産婦人科に勤務。17年4月に桜の芽クリニックを開設。20年にわたる不妊治療医の経験を生かし、日々診療を行なっている。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。
ライフスタイルに合わせてなんでも相談できるクリニック
編集部 4月に開院されたばかりですが、クリニックの特徴を教えてください。
田中院長 今すぐ妊娠したいと思っているかただけでなく、いずれ妊娠したいと考えている方の相談に乗れるクリニックを!という思いで開院しました。大学病院や不妊治療に特化したクリニックでの長年の勤務経験から、治療の前段階でも患者さんの心身状況や仕事・家庭のご事情に応じて相談に乗れたらいいなと常々感じていました。
現代女性は、仕事、家事、介護と、がんばることを求められています。そのなかに、どう不妊治療を組み入れていくのか、ワークライフバランスをいっしょに考えていきます。気軽に相談できるようなクリニックでありたいですね。
編集部 高田馬場駅から徒歩1分と非常に便利な立地で、昼休みも診察していただけるというのが心強いです。
田中院長 仕事が休めない方でも、会社のお昼休みを利用して来院いただけるよう、12時から13時も休まず診療しています。
また、火曜日と木曜日は夜間診療も行なっているので、会社帰りに寄っていただいても。体外受精の採卵や移植は、昼間の時間帯に行なう施設が多いのですが、当院では18時までに来院していただければ、移植も可能です。
確かな技術と最新の設備に加えて働く女性の通いやすさを重視しました
受付
働いている女性が仕事終わりに立ち寄ったときに、ホッとしてもらえるようなお出迎えができるよう、安心できる雰囲気づくりを心がけています。
桜が咲くのを待つときの希望あふれる思いを病院名に込めて
編集部 他の不妊治療専門クリニックと桜の芽クリニックは、どう違うのですか?
田中院長 当院では、漢方治療から高度生殖補助医療まで、いろいろな選択肢をご用意しています。お仕事の都合、ご夫婦の考え方などを考慮し、いつ、どの方法で妊娠をめざすのかを選ぶことができます。
年齢がまだ若くて忙しいかたには、妊娠可能な期間までどのくらい猶予があるかをお知らせして、ベストな時期に治療を開始します。不妊治療は、ある程度の期間、腰をすえた治療が必要です。
多忙な時期と重なるとストレスばかりが大きくなり、治療にも集中できません。心身ともに落ち着いて治療に臨めるタイミングで効果的な治療を行ないます。もちろん必要なかたには、早めの体外受精をしたり、原因となる病気の治療をすぐに開始いたします。
編集部 こちらの「不妊ドック」では、どんなことをするのですか?
田中院長 血液検査や超音波などで妊娠が可能な状態かどうかを調べます。不妊ドックで異常が見当たらないからといって、必ずしも欲しい時期に授かるとは限りません。ですが、子宮筋腫(きんしゅ)や卵巣囊腫(のうしゅ)などが見つかれば、事前に治療をして妊娠に備えることができます。
自分の体の状態を知っておくことは、とてもたいせつなことで、妊活の第一歩です。婦人科系の検査は、なかなかハードルが高いもの。高度生殖補助医療に特化している施設には足を踏み入れる勇気が出ないかたもいらっしゃることでしょう。こちらでは、どなたでも気軽に相談に来ていただける敷居の低いクリニックをめざしています。
私は大学病院で10年、産科婦人科クリニックの生殖医療科で10年の計20年間、不妊治療にかかわってきました。不妊治療の専門性を追求するなかで、産科の知識を持つことの重要性を痛感し、経験を積みました。それらの経験を最大限に生かし、赤ちゃんが欲しいすべてのかたに、よい提案ができればと思います。
編集部 内装の桜色がかわいいですね。
田中院長 桜が咲き始めたり、咲く日を待っているときの希望あふれる気持ちを込めて「桜の芽クリニック」と名づけました。桜のように花開くのを楽しみに、みなさまのお手伝いができればと思っています。
採卵室
内診台もかわいらしい桜色。患者さんの緊張をやわらげながら、院長が長年培った確かな技術と経験で採卵をします。
採卵した卵はすぐに隣の培養室へ運ばれます。患者さんはリカバリールームへ。
気になるあれこれ先生に質問!
Q.診療内容を教えてください!
A.一般不妊治療、高度生殖補助医療、不妊ドック、婦人科です。一般不妊治療は、女性・男性の検査をしタイミング指導や人工授精など行ないます。高度生殖補助医療では、体外受精や顕微授精が可能です。体の状態を知る不妊ドック、婦人科は月経相談や健診をします。
診察室
白い木目調の壁やデスクが印象的な診察室。病院にいることを忘れてしまいそうな落ち着いた雰囲気のなか、すべての患者さんを田中長が診察します。
Q.培養士について教えてください!
A.当院の培養室長は18年のキャリアを持つベテランです。その他にも15年のキャリアを持つスタッフもおり、培養室のレベルはトップクラスであると自負しています。敷居は低いですが、高度生殖補助医療でも確かな技術を提供いたします。
培養室
採卵室のすぐ奥にある培養室では、高い技術を持った胚(はい)培養士が慎重かつていねいに卵や精子を扱っています。人によるダブルチェックに加え、バーコードによる管理システムを導入、とりまちがいのないよう細心の注意を払っています。
桜の芽クリニック
アクセス
JR 山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線高田馬場駅より徒歩1分
電話番号:03-6908-7740(お電話にて、ご予約のうえ来院ください)
リカバリールーム
リカバリールームは個室になっていて、ゆっくり休むことができます
診療時間
月/8:00~15:00
火/8:00~13:00、17:00~19:00
水/8:00~15:00
木/8:00~13:00、17:00~19:00
金/8:00~13:00
土/8:00~13:00
日祝/指定の方の処置のみ
関連タグ
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