2ページ目(2ページ中) | 35歳、心が折れそうな不妊治療。体外受精の前にドクターから告げられた残酷な現実とは【不妊治療体験談】#1
体外受精にステップアップしたら、いくらかかるのかということも不安でした。夫に負担ばかりかけて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
体外受精の説明会にはふたりいっしょに参加しました。通院する病院は、Sクリニックに決定。それが2019年8月のことでした。体外受精のスタートは9月からの予定でしたので、それに向けて自宅の近くで鍼灸治療を受けることにしました。
鍼灸師さんは不妊の専門ではありませんでしたが、いろいろとアドバイスしてくれる方でした。一度目の体外受精のあとに訪れたときには自宅用のお灸をいただき、子宮によいツボも教えてもらいました。
子宮鏡検査で見つかったポリープ。一体どうなるの…?
そして、いよいよ8月末に体外受精がスタート。
ホルモン値に異常なし、プロラクチンも異常なしで、今周期からのスタートがOKになりました。卵子はとれてもおそらく5~6個とのことで、指定された日に自己注射をしましたが、思ったより卵胞が育たず、子宮鏡の検査をすることになりました。
その結果、なんとポリープがあることが判明。ドクターからは「ポリープが不妊の一因になっていた可能性があるので、とり除いたほうがよい」と言われました。
今回は移植は見送り、受精卵は凍結すること。検査の4日後に採卵したのですが、採れた卵子は2個でした。夫は「2つ採れてよかった!」と前向きでしたが、私は「低AHMは厳しいんだな…」と実感していました。
その翌日、受精を確認しました。最初は1つしか受精が確認できず落ち込んだのですが、最終的には2つとも受精しました。これを受けてドクターもはっきり「受精障害ではないですね」と話してくれたので、やはり不妊の原因はポリープにあったのかもしれません。
2つの受精卵のうち1つは初期胚で凍結し、もうひとつは胚盤胞まで様子を見ることになりました。

妊活中、妊活仲間を作りたくて「妊活オフ会」を主催。トータル20名以上の方に参加していただき、たくさんの仲間ができたことで、つらい不妊治療も乗り越えることができました。

あかほしカレッジで意気投合した、Mちゃんとは定期的に会っています。
移植日前日にも会ってパワーをもらいました。『赤ちゃんが欲しい』がご縁で、素敵な友だちができました。
※個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
次のページへ▶▶子宮内膜炎の薬が効かない…。崖っぷちの35歳、「残りの1割」に賭けた結末は
妊活スタート!治療の流れ
「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。
1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
>>病院検索はこちらから
●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
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