男性の禁欲期間は長いほうがいい?短いほうがいい?精子に悪影響があるのはどっち?【ドクターに聞いてみた】
体外受精にトライしていると浮かんでくる疑問。主治医には聞けなかったけど、気になる事もありますよね。赤ちゃんが欲しいに寄せられた質問にドクターが答えてくれました。
体外受精前の禁欲期間は、長いほうがいいですか?
●質問者データ
35歳/夫の年齢30代/妊活歴3年半
既往歴:乏精子症/精子無力症
夫の精子濃度が低く、運動率も40~50%です。主治医からは体外受精の前は7~10日間禁欲を、と言われましたが、一般的に禁欲期間はどの程度必要でしょうか?また、2週間以上あいたような場合、精子が古くて受精に適さないなどの問題はありますか?
禁欲期間はあまり長くないほうがいいと考えます
男性側の条件により、多少違ってくると思われますが、原則は禁欲期間はあまり長くならないのがいいと考えています。長すぎる禁欲は、むしろ精子の運動率が低下したりして、受精率に悪影響の可能性があると思われます。
私のクリニックでは、長くても5~6日の禁欲となるように、体外受精前に一度射精をしていただき、その精液の状態を念のため最終チェックしています。
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3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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