これを食べたら妊娠!そんな食べ物ってある?【生殖医療コーディネーターに聞く】
妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』に届く、日々の切実な悩み。今回は、親身なアドバイスが評判の、湘南茅ケ崎ARTレディースクリニックの看護師長(生殖医療コーディネーター)新妻知美さんにお答えいただきました。
関連記事→妊活中の食事の超キホン|妊娠のために何をどう食べるのが正解?【予防医療コンサルタント監修】
食べたら妊娠しやすくなる食べ物はありませんか?
質問者データ
●妻29歳
●夫30歳
妊活歴5ヶ月
最近、仲のいい友人たちが妊娠・出産ラッシュです。同じ時期に子育ての悩みを相談したり、子どもを連れて遊びに行ったりしたいので、なかなか妊娠しないことにあせっています。性行為は排卵日を含めて、ふつうにしているほうだと思います。妊娠検査薬を試しては、がっかりしています。
食べたもので体はつくられるといいますが、これを食べたり飲んだりしたら妊娠しやすくなる食べ物って、ありませんか?
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【回答】特定の食べ物はありませんが、積極的に摂りたい栄養素はあります!
これを⾷べたら妊娠しやすいという特定の⾷べ物はありませんが、妊活中は⾷事が重要な要素となってきます。そのため、栄養バランスのととのった⾷事を摂ることがとても⼤切です。
そこで、妊娠に⼤切とされている栄養素を3つ、簡単にご紹介させていただきます。
細胞の増殖や発育に必要なDNAの合成をサポートする:葉酸
葉酸の摂取は、妊娠しやすい体づくりにも⼤切と考えられます。葉酸には細胞の増殖を促す働きがあるため、⼦宮内膜の強化など、着床しやすい⼦宮環境をととのえる⼤事な栄養素です。
●多く含まれる⾷べ物:ほうれん草、ブロッコリーなど葉もの野菜、緑⾊の濃い野菜
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湘南茅ヶ崎ARTレディースクリニック看護師長
東海大学医学部付属病院での経験を経て、日本看護協会認定の不妊症看護認定看護師、及び日本生殖医学会認定の生殖医療コーディネーターの資格を取得。不妊や妊活で悩む患者さんへ寄り添いながら専門的なアドバイスを提供し、自己決定を促す役割を担う。現代の多様なニーズに応えた情報提供と支援を担うリプロダクティブ・ヘルス/ライツへの貢献を目指して活動中。
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