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ドキドキの〈妊娠力〉ジャッジ!「避妊をやめたら妊娠できる」と思っている人は今すぐチェックして【不妊治療専門医監修】

2024/06/21 公開
妊活中のカップル

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「避妊をやめれば妊娠する」そう思っている人はまだまだ多いのではないでしょうか。でも、そうではないんです。実は、健康的な男女が排卵日に合わせてセックスをしても、妊娠する確率は意外と低く、15%くらい。さらに、加齢とともに卵子の質や妊娠率は低下します。

『はじめての妊活』から、不妊治療専門医監修のもと「夫婦の妊娠力チェックリスト」を書き出しますので、ぜひカップルで確認してみてください。

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夫婦の〈妊娠力〉をチェックしてみよう!

妊娠力チェック【女性編】

□35才以上である
一般的に妊娠適齢期は20〜34才ごろ。35才ごろから受精卵になりうる卵子が減り、閉経の約10年前から妊娠がむずかしくなります。

□月経が不順
月経の周期は28〜32日が一般的。無排卵やホルモン分泌異常のほか、脳下垂体の機能や黄体機能に異常があるケースも。

□月経痛がひどい
不妊の大きな原因となる子宮内膜症は、はげしい月経痛や性交痛が特徴。卵巣や卵管、子宮などに炎症が起き、妊娠を妨げることも。

□月経血が多い、または少ない
子宮筋腫や無排卵、ホルモン分泌異常などで妊娠しづらくなっている可能性が。急に月経血量が変化した場合も注意。

□婦人科健診を受けたことがない
月経トラブルや出血などの症状がなくても、がんや子宮筋腫、子宮内膜症で妊娠しづらくなっているかも。

□冷え性である
冷え性=体の代謝が弱っている証拠。ホルモン分泌異常や、卵巣機能が低下し、卵子の発育悪化や排卵障害、着床障害を起こすことも。

貧血がある
貧血は鉄分不足や自律神経のバランスのくずれが原因。黄体ホルモンが不足して子宮内膜が厚くならないなど妊娠に悪影響が。

□外食が多い
外食は旬のものをとりにくく栄養不足になりがち。免疫力・抵抗力の低下が進むと脳が生命維持を優先し、排卵をストップすることも。

□甘いものがやめられない
食後血糖値が150㎎/㎗を超えるとAGEが発生。これが卵巣に貯まると卵巣機能が低下します。特に糖尿病家系の人は控えて。

□過去に過度なダイエットをしたことがある
短期間で体重が10㎏以上増減すると、ホルモン分泌機能異常や月経不順、無排卵を起こす可能性が。要注意。

□クラミジアに感染したことがある
性感染症のひとつであるクラミジアの後遺症は卵管閉塞による不妊症。子宮外妊娠の原因になることも。

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監修
監修

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

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