体外受精や顕微授精も年齢とともに妊娠しにくくなる?【医師に聞いてみた】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 体外受精や顕微授精も年齢とともに妊娠しにくくなる?【医師に聞いてみた】

体外受精や顕微授精も年齢とともに妊娠しにくくなる?【医師に聞いてみた】

2024/09/13 公開

画像ギャラリー

「年齢とともに妊娠はしづらくなる」ということを、よく耳にするようになりました。でも、それって自然妊娠の場合じゃない?不妊治療には関係ないでしょ?という読者さんからの疑問をドクターに聞いてみました。

関連記事とにかくわかりやすく解説!あなたは体外受精を検討するべき?不妊治療の名ドクターが語る5つのポイント

【質問】体外受精や顕微授精も年齢とともに妊娠しにくくなりますか?

〈質問者データ〉
●妻37歳
●夫30代
妊活歴3年

体外受精3回、顕微授精2回しても授かれません。体外受精でも、妊娠しづらさと年齢は関係あるんでしょうか?

【回答】卵子の数が減り、質も低下するため、妊娠に影響があります

残念ながら、体外受精や顕微授精でも、加齢とともに妊娠しにくくなります。理由の1つは卵子の数が減ること、もう1つは卵子の質が下がることです。

30代後半からは卵巣機能に要注意

1回の採卵でたくさんの卵がとれれば、受精卵もそのぶん多くできますし、質がよければ1回の培養で胚盤胞になる確率も高くなります。

ですから、30代前半までだと採卵が1回ですむ方が多いのですが、30代後半からは卵巣機能に個人差が出てきて、1回の採卵で1~2個しかとれず、質も低下して着床しにくくなる方も多いのです。

卵子の質を維持する魔法のメソッドはありませんが、基本的には体によいことは卵子にもよいので、じゅうぶんな睡眠をとることやストレスをためないことがたいせつです。卵子にダメージを与える酸化ストレスを抑えるPQQ(ピロロキノリンキノン)やコエンザイムQ10などのサプリメントをとるのも1つの方法です。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

〈あわせて読みたい記事〉
妊娠への近道「卵活」に不可欠な「PQQ」って何のことですか?ドクターに聞きました!
卵子が少ない?AMHが低い、低AMHでも妊娠に近づく生活習慣5選
気づいたら30代後半に…妊娠するために日常生活で気をつけることはありますか?

\\最新号は村上佳菜子さんが表紙♡//

赤ちゃんが欲しい_妊活スタートBOOK
あかほし会員には妊活情報誌の最新号を1人1冊お届けします!
詳細はコチラ▶『あかほし会員登録(無料)ページ』
新規会員登録、アンケートより住所を登録ください。登録いただいた住所にお送りします。
※お送りのスケジュールはこちらを確認ください


※認証コードのメールが届かない場合、「迷惑フォルダ」「削除フォルダ」「スパムフォルダ」等に自動的に振り分けられてしまうことがありますので、ご確認ください。

ログイン後、アンケートより送付先の住所登録をお忘れなく。

監修
監修

英ウィメンズクリニック にしのみや院 院長。日本産科婦人科学会専門医。2004年慶應義塾大学法学部卒業、12年熊本大学医学部卒業。14年九州大学産科婦人科学教室に入局。九州大学病院、田川市立病院、福岡東医療センター、指宿医療センターをへて19年4月より英ウィメンズクリニックに勤務。22年1月より現職。同クリニックのYouTubeチャンネルにて体外受精について解説中。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる