【不妊治療にかかるお金】体外受精、保険診療の採卵や移植の数え方がわかりません! | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 【不妊治療にかかるお金】体外受精、保険診療の採卵や移植の数え方がわかりません!

【不妊治療にかかるお金】体外受精、保険診療の採卵や移植の数え方がわかりません!

2025/01/22 公開
不妊治療とお金

画像ギャラリー

不妊治療をスタートし、ステップアップも視野に入れて情報収集する方も多いと思います。

はじめての不妊治療の疑問や不安。今回は〈保険診療の体外受精〉についての質問に、不妊治療専門ドクターが答えてくれました。

関連記事不妊治療はお金はかかる!でも〈必要なお金〉という夫婦の共通認識でした【気になる妊活マネー】

【質問】保険診療の採卵は何回まで?数え方がわかりません!

〈質問者データ〉
●N.Sさん(35歳)妊活歴1年2カ月
●子宮内膜症、体外受精にトライ中

不妊治療も保険診療になり、40歳未満の場合、体外受精も6回までできると聞きました。採卵しても卵子が採れなかった場合はどうなりますか?

たとえば、1回の採卵で2回移植した場合、1回とカウントするのですか?それとも2回?もしたくさん卵子が採れた場合、あまりグレードのよくない卵子は凍結保存しておいて、次の採卵をしてもOKなのでしょうか。

【回答】採卵ではなく移植でカウント。卵のストックはNG

保険診療の体外受精は移植の数でカウントするので、採卵の回数は関係ありません。

卵子が採れなければ0回、1回の採卵で2回移植すれば2回となります。40歳未満は1子ごとに通算6回まで、43歳未満は1子ごとに通算3回まで移植ができます。

自費診療の時代は若いうちにたくさん採卵し、よい凍結胚盤胞をためておいてあとから移植するということもできたのですが、保険診療になってからは受精卵をストックしておくことができなくなったので、凍結したものをすべて移植しないと次の採卵に進めません。

たとえば受精卵が3つできて、1つはグレードがよく、あとの2つはまあまあという場合、移植の回数が限られていることもあり、後者の2つをどうするかはむずかしい判断です。グレードBまでしか凍結しないなどの基準を設けているクリニックもあります。

患者さんの年齢や状態によっても異なるので、主治医とよく相談して決めましょう。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい 』の記事を再編集しています。

〈あわせて読みたい記事〉
【保険診療での不妊治療】鍼治療やレーザー治療は保険診療の対象になる?不妊専門ドクターが回答
わが家の治療費は総額約400万!不妊治療の保険適用で確認するポイントとは?【FPアドバイス】
〈アラフォー妊活〉体外受精の保険適用回数を考えて治療を進めることが大切【神奈川レディースクリニック】

\\最新号は村上佳菜子さんが表紙♡//

赤ちゃんが欲しい_妊活スタートBOOK
あかほし会員には妊活情報誌の最新号を1人1冊お届けします!
詳細はコチラ▶『あかほし会員登録(無料)ページ』
新規会員登録、アンケートより住所を登録ください。登録いただいた住所にお送りします。
※お送りのスケジュールはこちらを確認ください


※認証コードのメールが届かない場合、「迷惑フォルダ」「削除フォルダ」「スパムフォルダ」等に自動的に振り分けられてしまうことがありますので、ご確認ください。

ログイン後、アンケートより送付先の住所登録をお忘れなく。

監修
監修

和歌山県立医科大学卒業後、和歌山県立医科大学産科婦人科で生殖医学研究と診療を開始。2010年にうつのみやレディースクリニックを開院。臨床遺伝専門医と生殖医療専門医資格をあわせ持つ和歌山県下で唯一の医師として、一般不妊治療から受精卵の着床前診断、がん患者さんの妊孕性温存治療まで、「明るい不妊外来」をモットーに幅広い治療を行っている。
■うつのみやレディースクリニック-和歌山 不妊治療 生殖医療 (utsunomiyalc.com)

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる