ふだんから「治療を頑張ってくれてありがとう」や、「おいしいごはんを作ってくれてありがとう」など、感謝の言葉をかけるようにしていましたし、「ミラーリング効果」という言葉がありますが、自分が声がけをすると、相手も「頑張ってお仕事してくれてありがとう」と言ってくれるようになります。
そんなやりとりが、妊活中にいい夫婦関係を保つ秘訣だと思います。
妊活に非協力的な男性を変えたいのなら…
逆に女性のかたも、口を開けば「あなたはなぜ〇〇してくれないの?」と、相手を責めるようなことばかり言っていると、それを聞いた瞬間に男性はファイティングポーズをとって身構えてしまいます。
何か少しでも相手のいいところを見つけて、「昨日より10分早く帰ってきてくれてありがとう」など、とにかくパートナーをほめることが大事です。
僕はメンタルトレーナーの資格をもっているのですが、「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」という言葉があって、妊活に非協力的な男性を変えたいのなら、ご自身の接し方を変えてみるといいかもしれません。
「同じ悩みをもつ男性からの質問がインスタやYouTubeに寄せられるので、自分の経験が役に立てばという思いで発信しています」
息子は今1歳。2人目はもちろん欲しいですが、少し先になるかもしれません。妻が育休中の今でさえこんなに忙しくて大変なのに、妻が復職して仕事と育児をしながら妊活もするとなると、簡単にはいきません。
受精卵は凍結してあるので採卵は省けるのですが、受精卵の保管費用がかかります。
これからも稼がないといけないので、メンタルトレーナーの講演依頼があれば、ぜひ吉本興業までお願いします(笑)!
精液検査を受ける前の心得!
恥ずかしいとかプライドが傷つく…そんな気持ちは捨てちまえ!
精液検査は尿検査や血液検査と同じようなもの。それでチンチンの大きさがわかるわけでもないし、妻側はその何倍も大変な思いをしています。男のプライドが傷つくなんてバカなことを言ってないで検査を受けましょう!
精子を元気にするためにやったこと!
精子のためには“やりすぎ”もNG !何事もバランスがたいせつ
採精前はトレーニングのしすぎやサウナ、お酒は控えて、睡眠も7時間以上とり、しっかり休むようにしました。ジャンクフードもやめて、体を元気にしてくれる亜鉛やマルチビタミン、EAA(アミノ酸)などのサプリを摂取。
不妊治療で後悔しないために!
言葉にして「ありがとう」や「おつかれさま」を伝えること
夫婦だから言わなくてもわかると思わず、言葉にして感謝を伝えることが大事。自分自身が後悔しているのは、僕はオンライン診察だったのでクリニックに行かなかったこと。2人目妊活のときは妻に付き添いたいです。
前編インタビューを読む>>動いている精子ゼロだったのに、次の検査では精子が100倍に…!?【おばたのお兄さん男性妊活インタビュー/前編】
PROFILE●おばたのお兄さん
1988年生まれ。新潟県出身。小栗旬のモノマネでブレイクし、現在はアスリート芸人として活動中。さらに、舞台『千と千尋の神隠し』に出演し役者としても活躍。2018年にフジテレビアナウンサーの山﨑夕貴さんと結婚し、23年に長男誕生。YouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」
取材・文/岩村優子
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