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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 流産、多嚢胞性卵巣症候群。頑張りたいのにうまくいかない日々…【ドーキンズ英里奈さんの妊活記/前編】 2ページ目(3ページ中)

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ドーキンズ英里奈さん

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流産で悲しみのどん底に…でも、私だけじゃない!

自己流のタイミング法を始めて3~4回目で妊娠したんです。当時は「あっさり妊娠できてラッキー!」というウキウキ状態で、妊娠すれば100%当たり前に出産できるものだと思い込んでいました。

けれど、妊娠9週で胎児の心音が聞こえなくなり、稽留流産という結果に。現実が受け止められず、悲しみのどん底に突き落とされました。

このときは、手術か自然に排出するのを待つかの2つの選択肢があったのですが、私は人生で一度も全身麻酔や手術をしたことがなくて、怖かったこともあり後者を選択しました。

その決断をして1カ月半くらい経ったとき、突然、激しい腹痛が。自然排出は重めの生理痛くらいと聞いていたのに、想像以上の激痛でパニックに!呼吸もできなくなって、救急車で搬送されました。緊急手術をする予定でしたが、その晩、自然に一気に排出されました。

そんなこともあり、その後は妊活になかなか前向きになれず、泣いてばかりの日々でした。

ドーキンズ英里奈さん
妊活中は、葉酸入りドリンクやカフェインレスの飲み物を飲んでいました。

そんなとき、SNSで流産のことを報告したら、それがすごい反響で。流産していてもあまり人に言わないでいることが多いので、知られていないだけで、かなりのかたが流産を経験していると知りました。この報告をしてから「実は私も…」と、仕事の先輩をはじめ、多くのかたが連絡をくださったんです。

こんなにもたくさんのかたが流産を経験されているんだな、私だけじゃないんだなと、すごく励まされました。

多嚢胞性卵巣症候群で無排卵が判明!

自己流で妊活を続けていてもなかなか妊娠しない現実。流産の約1年後に産婦人科を受診することに。このとき、「多嚢胞性卵巣症候群気味だけれど排卵はしている」とドクターに言われました。

その後、夫の仕事の関係で東京から鹿児島に移住し、そこで初めて不妊治療クリニックを受診しました。再び不妊検査をしてみたら、多嚢胞性卵巣症候群で無排卵だということがわかったんです。排卵していると言われていたのに排卵していない…それじゃあ妊娠するわけがないですよね。

このとき、すでに自己流妊活を始めてから2年半ほどが経っていました。

クリニックを受診するのが遅くなったことには、「私はたまたま流産しただけで、不妊治療なんてしなくてもまた妊娠できるはず!」という、謎の自信やプライドがあったような気がします。

今思えば、どうしてさっさと不妊治療クリニックに行かなかったのか、排卵していないのにタイミングが取れず夫とギクシャクしながら落ち込んでいた日々が本当にもったいなかった。時間を無駄にしてしまったとすごく感じています。

もし今周りに妊活を始める友人がいたら、「すぐに病院に行ったほうがいいよ!」とアドバイスします。

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