2ページ目(4ページ中) | 「卵子凍結」は妊活女性に魅力のテクノロジー。ひとつの選択肢として…【太田光代さん】

でも、働く女性がふえた今だって現実はあまり変わっていません。やりがいのある仕事を続ける女性にとって、20代後半から30代はとても大事な時期です。妊娠・出産があと回しになりがちな人も多いはずです。
そんな女性にとって、卵子凍結はひとつのチャレンジでしょう。
これまでは、受精していない卵子(未受精卵)は不安定で、凍結することがむずかしいとされていました。しかし技術の進歩によって、凍結卵子を使って妊娠出産したというケースもふえ始めているのですから。
ご存じのように、女性の年齢とともに卵子の機能は低下していきます。できるだけ若い時期に卵子を凍結すれば、卵子は若いまま。人生で区切りのよいときや、パートナーができたときに、その卵子を使って妊娠することが不可能ではなくなります。
もし自然に妊娠したら、凍結卵子は処分しても構わないと思います。毎月の排卵で流れていく卵子と同じと考えることができますからね。これが受精卵だと「命のあるもの」と私は感じてしまうので、そう簡単には割り切れませんが…。
もう妊活を始めている『赤ちゃんが欲しい』読者の方でも、とり入れる価値は十分にあります。
たとえば夫が単身赴任中だとか、不妊治療にあまり積極的でないとか、自分も夫も仕事が忙しすぎるといった理由で、夫婦のタイミングが合いにくい人もいるでしょう。
だったら今の卵子を凍結しておいて、時を待つのです。忙しく働く女性でも、「これからの1年は少し余裕ができる」とわかれば、サッと顕微授精することもできます。妊娠の可能性を広げるチャンスかもしれません。
関連記事:「卵子凍結」するなら、何才まで?【不妊治療専門医がアンサー】
ただ、病院選びには慎重になってください。もしかしたら10年単位で預かってもらう可能性があるわけなので、自然災害のときでも安全管理がしっかりできる病院でないと困ります。他人の卵子と自分の卵子が取り違えられたりするのも絶対に避けたい。
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