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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 35歳からの妊活★不妊治療の保険適用がはじまる4月 妊娠するために今知っておきたい4つのコト【一陽館薬局の子宝漢方NEWS】

35歳からの妊活★不妊治療の保険適用がはじまる4月 妊娠するために今知っておきたい4つのコト【一陽館薬局の子宝漢方NEWS】

2022/03/28 公開
2023/06/19 更新

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不妊治療の保険適用が4月1日よりいよいよスタートします。一陽館薬局で漢方を継続中のお客様ともこの話題になることがあり、さまざまなご意見を伺うことがふえてきました。
当薬局のお客様は、保険適用の対象から外れてしまっている、もしくは近々外れようとしているかたが多く、「自分はどうなるのだろう」と混乱されているかたもいれば、保険適用によって患者さんがこれまで以上に増えて、病院側の対応に不安を感じているかたもおられます。

⇒保険適用について詳しくはこちら

2022年4月不妊治療の保険適用がスタート

今知っておきたいコトその1
「私の不妊治療は、保険適用されるの?」という視点で情報収集を

不妊治療に保険が適用されることによって、妊娠という希望がかなうチャンスが拡大するならば、患者さんにとってのメリットは大きいでしょう。

ただし、理想と現実とのギャップは何事にもあるもの。このギャップをできるだけ最小限にしていくためにも、これまで以上に情報収集されることが大事ではないかと思います。
たとえば、従来の助成金という仕組みとの兼ね合いや、不妊治療の保険適用対象の範囲など。クリニックによっては、自由診療を続けるところあるので、「私の場合は、適用されるのかな。私が通うクリニックはどうなんだろう?」というように、具体性をもって今後の情報を注視していく必要があると思います。

今知っておきたいコト その2
保険適用でクリニックも混乱…、その間に漢方で体づくりを!

不妊治療の保険適用にも問題点はあります。保険適用にあたる治療は人工授精や体外受精などの一部で年齢や回数制限があります。また、保険診療を行いながら、自費診療(自己負担)を受けることができないため(混合診療の禁止)、保険適用外の治療を希望した場合は、全てが自費診療となってしまうのです。このようなケースをどうするのかはそれぞれのクリニックによって異なり、しばらくは、不確定要素があることと思われます。

その期間、治療中のみなさんが精神的に不安なまま過ごしたり、治療が滞ることはもったいないと思うのです。その間に漢方の力を借りて、妊娠しやすい体づくりをめざすというのはどうでしょうか?
不妊治療をするか・しないか、するならばどんな治療をするかなど、妊娠するためにはさまざまな選択肢がありますが、漢方的な側面から言えば、いずれにせよ不妊治療は妊娠するための一つの手段であり、まずは「体づくり」が大切なのです。

今知っておきたいコト その3
生理痛があると、妊娠までに半年長く時間がかかるというデータも

たとえば、一陽館薬局には、「生理痛がある」と答えた女性と、「生理痛がない」と答えた女性の、それぞれ妊娠までかかった期間を比較したデータ(来院したかたの)があるのですが、それによると、「生理痛がある」と答えた人の方が、半年程度長くかかっていました。

つまり、生理痛がある人は、生理痛が軽減すれば子宮内の血流の改善が期待でき、そこで初めて生理痛がない人と同じスタート地点に立てると考えられるのです。

保険適用がはじまり、今後、人工授精や体外受精などを気軽にステップアップする機会が増えると思われますが、生理痛などの不調を改善せずにすすめても、残念ながらあまりいい結果が得られないことも多いのです。

今知っておきたいコト その4
体づくりをすることによって、不妊治療の効果があがる

漢方では、生理痛以外にも、日常の不調、たとえば冷え性と生理痛の関係、ストレスと生理不順の関係、睡眠不足や慢性的な疲労と精力の関係など、こういったことも妊娠しづらさの一因としてとらえています。
妊娠しづらい状態の体調や生活習慣で不妊治療を受けたとしても、体そのものは妊娠しづらいままですから、効率は上がりません。そういう意味で、まずは体づくりをしたほうが妊娠しやすさにつながりますし、効率もよくなるでしょう。

不妊治療は、妊娠するための手段の一つ。漢方で体づくりをすることで、不妊治療の効率もあがります。

漢方の面から考える 妊活しやすい体とは?

妊娠しやすい体=心も体も、元気であること

では、妊娠しやすい体とはどんな体でしょうか。ひと言で言うと「元気であること」が大事です。「元気」とは心も体も調子がいいということ、快調であること。
子宝相談のカウンセリングのときも、「調子はいいですか?」とまずお聞きするのですが、残念ながら「体調がよくないです」「あまり元気がなくて…」という答えを聞くことが多いのです。

便秘や肩こりなどの不調を見逃さないで!

妊娠において、その中心で機能するのは子宮や卵巣ですが、子宮や卵巣はそれぞれ単独で働いているわけではありません。どちらも人間の体の一部であり、さまざまな機能や神経と連携しているのです。

たとえば、疲れやすい、便秘や肩こりといった不調は、体力の不足や、血流の滞りが原因で起こるとも考えられます。そういった調子の悪さがあるのならば、子宮や卵巣にも血流の滞りなどが起こっているかもしれません。ストレスや忙しさで自律神経のバランスを崩せば、ホルモンバランスにも影響して生理不順になる場合もあるでしょう。
元気であるということは、妊娠に関して言えば、生理が順調で、不快感や不調を伴わない状態であること。これが妊娠しやすい状態だと言えるでしょう。

クリニックでは話しづらい治療以外のことも漢方カウンセリングなら話せます

食事や運動、生活リズム、精神状態などが偏り過ぎないことも大事です。
たとえば、妊娠にいいからと限られた物だけを食べ続けたり、ふだんから体を動かすことが得意ではないのに、急に運動を始めて疲れてしまったり、早く寝ないと! と思いすぎて、それが逆にストレスになってしまったり…。妊娠したくて起こした行動によって、疲れたりストレスになったりして、逆効果になってしまっては意味がありません。

漢方のカウンセリングでは、現在の食習慣・生活習慣についてもしっかりとお話を伺い、どの部分をどのように改善すべきなのかを整理するお手伝いもさせていただきます。自分一人であれこれ始める前に、こうした相談をうまく活用して、無理のない妊活をしていただきたいですね。

子宝漢方で実績のある「一陽館薬局」


一陽館薬局は、学園前店、八木本店ともに漢方相談ができる個室が用意されています。スタッフは全員女性なので、生理のことやご夫婦間のことなど、ほかの人の目を気にすることなく相談しやすい雰囲気です。

オンラインカウンセリングも可能なので、遠方のかたや、ご夫婦でのご相談もぜひ!
一陽館薬局についてくわしくはこちら

妊活カップルにおすすめの「桃福宝」。一陽館での妊娠実績を漢方的に解析して作られたオリジナルの処方です。
めぐりを整える「赤珠」、授かる力を養う「黒珠」、基礎体力を届ける「碧珠」の3種類。

取材・文/加藤夕子(リワークス)

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薬剤師。女性の体に特化した専門性の高い漢方と、豊富な経験による適切なカウンセリングで支持を得ていいる。1999年正倉館薬局、2004年に一陽館薬局 八木本店を開局。17年に一陽館薬局 学園前店を開業。最新刊『ストレスフリーな妊活で授かりたい』(主婦の友社)が好評。

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