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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 31歳、独身。いつか子どもが欲しいなら、卵子凍結するべき?【医師に聞いてみた】

31歳、独身。いつか子どもが欲しいなら、卵子凍結するべき?【医師に聞いてみた】

2024/02/28 公開

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妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』に寄せられたお悩みに、専門家が答えます。最近話題の「卵子凍結」について、編集部には続々と質問が寄せられています。

今回は、日本における卵子凍結の第一人者であるメディカルパーク横浜 院長の菊地盤先生にお答えいただきました。

卵子凍結しなくても、将来、子どもを授かれるでしょうか?

質問者データ
31歳
パートナーなし

今ではないんですが、子どもは好きなので、将来的には子どものいる生活がいいなと、ぼんやり思っています。卵子凍結しなくてもいい人は、どんな人ですか?

【ドクター回答】まずは未来予想図、ご自身のライフプランの検討を

前の記事(卵子凍結の現状を第一人者が解説!だれでもできる?方法・リスクまで全部【不妊治療専門医監修】)の中でしたお話にもつながりますが、30代前半までに妊娠を考えることができるのであれば、卵子凍結を行わなくてもよいと考えます。

また、パートナーの方がいらっしゃれば、すぐの妊娠を考えない場合に受精卵を凍結しておくことも可能ですので、前述のように、ご自身のライフプランをまずお考えいただくことが大切だと思います。

卵凍結をした年齢と、それを使用する年齢の差が大きいほど、卵子凍結の効果は高くなります。いつ妊娠・出産を考えるかによって、卵子凍結を行うほうがいいか、行わなくてもいいかをご検討ください。

あわせて読みたい記事→【卵子凍結】何歳までにするべき!?通院回数、リスク、その後の妊娠の可能性についても知りたい


妊活スタート!治療の流れ

「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。

1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
>>病院検索はこちらから

●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

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監修
監修

メディカルパーク横浜院長。
高知県出身。平成6年順天堂大学医学部卒業。専門分野は内視鏡手術、生殖内分泌、不妊症。順天堂大学医学部附属浦安病院リプロダクションセンター長を経て、2019年5月、不妊治療に特化したメディカルパーク横浜院長に就任。浦安病院在籍中に、浦安市と共同で卵子凍結プロジェクトを推進。順天堂大学医学部産婦人科客員准教授。

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