2ページ目(3ページ中) | 「今すぐ入院してください!」まさかの緊急入院!? 絶対安静で管理されてメンタルは限界に【切迫早産体験記】
最悪の事態ばかり頭に浮かび、胸が押しつぶされそう
病院では「35週以前に陣痛がきて、破水した場合には、大学病院に搬送します」と言われていました。毎週の診察で子宮頸管長を測ると、どんどんどんどん短くなっていくので、このまま早産になるのでは…と悪いことばかりが頭をよぎります。診察のたびに不安をかきたてられるような気持ちでした。
早産になったらどうしよう。小さく生まれちゃうのかな。先天性の疾患があるのかな。早産で起きうるリスクが、実際に起こったらどうしよう。
動画を観たり、ネットショッピングをしたりするときに、心の中に不安が渦巻いて、楽しもうとしても無理! 目ではパソコンの画面を見ているのに、頭の中では最悪の事態を想定してしまい、内容がいっさい入ってきません。
入院していた病棟は産婦人科だったので、廊下のほうから赤ちゃんが泣く声が聞こえてくることもありました。私はオギャーという泣き声を聞けるのだろうか…。当時の私は、赤ちゃんの声を聞いても不安に襲われる心境でした。
私のように管理入院している人は、「砂糖系はすべてNG」だったので、甘いものを食べて気を紛らわすことができなかったのもきつかったです。

1ヶ月間、食事と洗面以外はずっと寝て過ごしました。
不安な気持ちはため込まず、夫にぶちまけた!
切迫早産で入院しているとき、不安が大きくなったり、気の持ちようがわからなくなったりしたら、夫に電話したり、LINEしたりして、そのつど吐き出すようにしていました。
夫のほうも「どんなふうに生まれたとしても、それはそれでいいから」というスタンスを貫いてくれたので、夫に支えられた部分はすごく大きかったと思います。切迫早産の入院中に迎えた誕生日も、夫が花束を持って面会に来てくれました。
妊娠しても、今度はおなかの赤ちゃんのことが心配で、気をもむこともあります。そういうときのために、パートナーや友だちなど、気を許せる人をつくっておくことはとても大事。揺れやすいメンタルも安定するような気がします。
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