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8ページ目(8ページ中) | 赤ちゃんができないのはたまたまなの…?不妊治療を描く注目マンガ『不妊男子』第1話をフルサイズで特別公開

2023/05/27 公開
2023/05/28 更新

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マンガ『不妊男子』著者・玄黄武さんスペシャルインタビュー!

本作がデビュー作となる玄黄武さんに作品に込めた想いやリアルな描写の裏側を、赤ちゃんが欲しい編集部が特別にお聞きしました!

ーー玄黄武さんのデビュー作でもある本作。“不妊”をテーマに描かれようと思ったのはなぜですか?

「デビューまでに描いた作品は、大切な人を亡くした後、残された人の話でした。初めての連載にあたって、「人が生まれる」世界を描きたくてこのテーマを選びました。

約6組に1組の夫婦が「不妊に悩みを抱えている」時代だそうです。最近は妊活や不妊治療についての世間の理解も徐々に深まってきていて、女性が主人公の作品はよく見られるようになりました。

一方で、男性が主人公の不妊治療をテーマにした作品はあまり見かけません。“男が語らない本音”を本気で描こうと決めました。」

ーーなるほど。たしかに、男性が主人公の作品はあまり見かけないように思います。
作中では、男性はもちろん女性側の状況や感情も詳しく、そしてリアルに描かれているのが印象的です。本作を描かれるにあたり、ご取材はどのようにされているのですか?

「多くのクリニックに取材協力いただいています。レディースクリニックでは、内診台という診察用の椅子に座らせていただきました。
治療のためとわかっていても、無防備な状態での診察はとても緊張し、恥ずかしいのだろうなと思いました。
内診台は一例ですが、女性の不妊治療にはたくさんのハードルがあって、そこには、男性が及ばない“胆力”があるのでは、と描きながら思っています。

男性側のクリニックでは、主人公・マサカズと同様に精液検査を受けました。採精室は特別な空間で、妙に緊張しました。具体的には、廊下を通る足音が気になったり、精子のゆくえを心配したり…。

不妊治療は男女問わず、とてもデリケートだなと感じました。このような実際の体験で感じた緊張感や感情などもマンガに反映しています。」

⇒⇒インタビューの続き&第2話を読む

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