2ページ目(2ページ中) | 排卵した卵子は、まずどこへ向かう?知っているようで知らない自分の体のコト【妊娠&妊活クイズ】

正解は…
A「卵管」です。
卵巣から排卵した卵子は卵管にとり込まれて、同じく卵管に到達した精子と受精します。
ここで受精卵になってはじめて、子宮へ移動して着床。
卵巣と卵管は左右に1つずつあり、排卵は左右交互に起こりますが、そうでない場合もあります。
【基本をおさらい】妊娠の仕組みって?
妊娠の仕組み【女性】
★排卵
1個の「主席卵胞」が成熟すると、脳からホルモン(LH)が分泌され、卵子が卵胞をつき破って卵巣の外に飛び出します。
その卵子が卵管の先にある卵管采にとり込まれて、卵管膨大部に運ばれます。
妊娠の仕組み【男性】
★精子
精子のもとになる精祖(せいそ)細胞は、細胞分裂を繰り返し、約80日で精子に成長します。全長0.06mmほどで、オタマジャクシのような形をしています。
1日につくられる精子は数千万から1億個。精巣上体に貯蔵され、射精のときを待ちます。
★射精
腟内に射精された精子は、子宮頸管(けいかん)から子宮の中を通り抜け、15〜60分で卵管膨大部に到着します。1回の射精で数千万から数億個の精子が放出されますが、卵管膨大部までたどりつけるのはわずか数百から数千個といわれています。
妊娠の仕組み【受精】
卵子と出会った精子たちは、頭部から酵素を出して、卵子の周りにある透明帯を溶かします。卵子をとり囲んだ精子の中の1個がすっと卵子の中に入ると、ほかの精子はもう中に入れなくなります。卵子と精子の核が融合して受精が完了します。
妊娠の仕組み【着床】
受精卵は卵管から子宮へと移動しながら2細胞、4細胞、8細胞と細胞分裂を繰り返し、受精から5~7日で「胚盤胞(はいばんほう)」と呼ばれる状態に成長。この段階で厚くなった子宮内膜にもぐり込みます。これが着床です。
妊娠成立
着床した胚盤胞は絨毛(じゅうもう)という組織をつくって子宮に根づき、妊娠を維持するhCGというホルモンを分泌します。尿中にこのホルモンが検出されれば、妊娠成立と判定されます。
※出典:「妊活 治療と生活アドバイス」(主婦の友社)
【この記事のあとに読まれてます】
●1日につくられる精子の数はどれくらい?【妊活クイズ】
●卵子と精子の寿命ってこんな〇〇なの?!意外と知らない妊娠のヒミツ
関連タグ
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
- 24時間
- 月間
-
1妊娠率を上げるため、胚移植後に避けるべきNG行動は?【医師監修】2【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも3【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!4【セックスレス】できればセックスしたくない。けど、妊娠したい!医師がアドバイスします55月生まれなら、いつ妊娠?私の妊活逆算カレンダー【5月出産ママになる】6「化学流産」後の生理はいつもとちがう?妊活・不妊治療再開はいつからOK?【医師監修】7「これって妊娠反応?」妊娠検査薬リアル100選!陽性の線ってどれくらいの濃さ?いつごろ使った?メーカー別、判定体験&写真を一挙公開8妊娠8週、突然つわりがなくなった。子宮をズタズタにされたような気さえした。とにかく、悲しくて悔しくて【流産体験談】9【大島美幸さん2人目妊活記】8年ぶり42歳の妊活は体外受精から。年齢の壁を痛感した流産【前編】10【12星座】2025年4月の全体運・授かり運・パートナーへのアドバイス|Love Me Do(ラブミードゥ)のマンスリー授かり星占い
-
1「赤ちゃんが欲しい!」男性不妊が原因の夫婦が顕微授精にトライ【胚培養士ミズイロ】2【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!3
会員限定
4『情熱大陸』で紹介されていた「ICSI」って何?全国から患者さんが続々!加藤レディスクリニック院長に聞く5【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも632歳で一人目妊娠計画。結婚式後すぐに妊活スタート|大場美奈さん妊活インタビュー【前編】7【牡牛座】2025年4月の全体運は?|Love Me Do(ラブミードゥ)のマンスリー授かり星占い8【村上佳菜子さんインタビュー】 妊活前に多嚢胞性卵巣症候群と判明。どう向き合う?【前編】9「これって妊娠反応?」妊娠検査薬リアル100選!陽性の線ってどれくらいの濃さ?いつごろ使った?メーカー別、判定体験&写真を一挙公開10【セックスレス】できればセックスしたくない。けど、妊娠したい!医師がアドバイスします