2ページ目(2ページ中) | “不妊治療”といっても、方針や方法はクリニックによって全然違う!

産婦人科医が不妊治療にくわしいとは限らない
妊活のよくある誤解②
産婦人科の医師であれば、誰でも不妊治療ができますか?
産婦人科の医師だからといって、誰もが不妊症にくわしいわけではありません。
産婦人科は、女性の一生をカバーする診療科です。妊娠・出産だけでなく、子どもから高齢者に至るまで、さまざまな病気の治療にあたっています。そのため、医師の専門分野も多岐にわたります。
たまたま受診した産婦人科の医師が、不妊にくわしいとは限りません。
その人の年齢や卵巣予備能(AMH)を考慮していない医師に、「排卵しているから、だいじょうぶでしょう」と言われて、のんびりと通院していたら、貴重な時間をムダにすることになりかねません。
昔ながらの治療であるタイミング法や人工授精は、生殖医療にくわしくない医師でも、たいがいはできるもの。
しかし、体外受精・顕微授精となると、特定の施設でしか実施できません。産婦人科の初期研修でも教えていないことがほとんどで、医師の知識には大きな差があるのです。
妊娠率向上に努める専門クリニック
日本で体外受精が始まったころは、設備や研究にお金がかかることや「最新の研究は大学病院で」という風潮があり、大学病院をメインとして体外受精が行なれていました。
しかし現在、体外受精の主流は不妊治療専門クリニックといえるでしょう。ひとり一人異なる状況の患者に対応し、一人でも多く、できるだけ早く妊娠してもらおうと、切磋琢磨して妊娠率の向上に努めています。各クリニックで、そのための研究や新しい治療法にとり組み、そうして独自の治療方針を掲げ、さまざまな治療を行なっているのです。
何を重視して、どのクリニックで治療をするか、夫婦で話し合いを
では、受診するクリニックをどう決めればいいのでしょうか?まずは、候補となる医療施設の治療方針や治療内容について調べてみましょう。セミナーや説明会を開催していたら、参加してみるといいですね。そして、自分たちは何を重視して、どのように治療を進めたいのか、パートナーとよく話し合ったうえで、妊活を進めていきたいですね。
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医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。
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