2ページ目(2ページ中) | “不妊治療”といっても、方針や方法はクリニックによって全然違う! | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム “不妊治療”といっても、方針や方法はクリニックによって全然違う! 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | “不妊治療”といっても、方針や方法はクリニックによって全然違う!

2024/09/24 公開

画像ギャラリー

産婦人科医が不妊治療にくわしいとは限らない

妊活のよくある誤解②
産婦人科の医師であれば、誰でも不妊治療ができますか?

産婦人科の医師だからといって、誰もが不妊症にくわしいわけではありません。

産婦人科は、女性の一生をカバーする診療科です。妊娠・出産だけでなく、子どもから高齢者に至るまで、さまざまな病気の治療にあたっています。そのため、医師の専門分野も多岐にわたります。

たまたま受診した産婦人科の医師が、不妊にくわしいとは限りません。

その人の年齢や卵巣予備能(AMH)を考慮していない医師に、「排卵しているから、だいじょうぶでしょう」と言われて、のんびりと通院していたら、貴重な時間をムダにすることになりかねません。

昔ながらの治療であるタイミング法や人工授精は、生殖医療にくわしくない医師でも、たいがいはできるもの。

しかし、体外受精・顕微授精となると、特定の施設でしか実施できません。産婦人科の初期研修でも教えていないことがほとんどで、医師の知識には大きな差があるのです。

妊娠率向上に努める専門クリニック

日本で体外受精が始まったころは、設備や研究にお金がかかることや「最新の研究は大学病院で」という風潮があり、大学病院をメインとして体外受精が行なれていました。


しかし現在、体外受精の主流は不妊治療専門クリニックといえるでしょう。ひとり一人異なる状況の患者に対応し、一人でも多く、できるだけ早く妊娠してもらおうと、切磋琢磨して妊娠率の向上に努めています。各クリニックで、そのための研究や新しい治療法にとり組み、そうして独自の治療方針を掲げ、さまざまな治療を行なっているのです。

何を重視して、どのクリニックで治療をするか、夫婦で話し合いを

では、受診するクリニックをどう決めればいいのでしょうか?まずは、候補となる医療施設の治療方針や治療内容について調べてみましょう。セミナーや説明会を開催していたら、参加してみるといいですね。そして、自分たちは何を重視して、どのように治療を進めたいのか、パートナーとよく話し合ったうえで、妊活を進めていきたいですね。


Kindle Unlimitedで読む
『名医が教える最短で授かる不妊治療』主婦の友社
妊娠に本当に必要な正しい知識とベスト&最短で授かるための不妊治療の進め方をくわしく解説!

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

〈あわせて読みたい記事〉
卵子凍結のメリット・デメリットは? 知っておきたい基礎知識【専門医監修】
卵子凍結するクリニックの選び方や料金を知りたい! 凍結する卵子の数は、どうやって決める?【専門医監修】
体外受精の採卵や胚移植、前日・当日の過ごし方/やってはいけないことは?【不妊治療専門ドクター監修】

\\最新号は村上佳菜子さんが表紙♡//

赤ちゃんが欲しい_妊活スタートBOOK
あかほし会員には妊活情報誌の最新号を1人1冊お届けします!
詳細はコチラ▶『あかほし会員登録(無料)ページ』
新規会員登録、アンケートより住所を登録ください。登録いただいた住所にお送りします。
※お送りのスケジュールはこちらを確認ください


※認証コードのメールが届かない場合、「迷惑フォルダ」「削除フォルダ」「スパムフォルダ」等に自動的に振り分けられてしまうことがありますので、ご確認ください。

ログイン後、アンケートより送付先の住所登録をお忘れなく。

監修
監修

医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる