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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 多嚢胞性卵巣症候群って、どんな検査をする?治療はできる?【検査と不妊治療/不妊治療専門ドクター監修】 2ページ目(3ページ中)

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2024/10/06 公開

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多嚢胞性卵巣症候群の血液検査でわかること

●男性ホルモンが多い

テストステロンなどの男性ホルモンが高い値を示します。
外国人女性だと、ヒゲが生えたり、毛深くなるなど、見た目にわかりやすく男性的な兆候が出やすいですが、日本人女性にはあまりあてはまらないことも。

●インスリン濃度が高い

多嚢胞性卵巣症候群の人は、血糖を下げる働きをするホルモン・インスリンが働きにくくなっているため、インスリンが多く必要な状態になっています。
そのため、血糖値が正常でも、インスリンの血中濃度が高いことがあります。

●黄体化ホルモン(LH)>卵胞刺激ホルモン(FSH)

卵胞が成熟するまでは卵胞刺激ホルモン(FSH)が、成熟したあとは黄体化ホルモン(LH)が分泌されます。
LHの値がFSHより高いのは通常、排卵前後の数日間のみ。多嚢胞性卵巣症候群では、月経3日目前後でもその状態に。

●AMHの値が高い

AMH(アンチミューラリアンホルモン)は、卵巣の原始卵胞が育つときに分泌されるホルモン。
値は25歳ごろがピークで、それ以降は下がります。しかし多嚢胞性卵巣症候群では、卵巣に排卵されない未成熟卵胞が数多く残っているため、値が高いままになります。

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監修
監修

医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。

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