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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 多嚢胞性卵巣症候群って、どんな検査をする?治療はできる?【検査と不妊治療/不妊治療専門ドクター監修】 3ページ目(3ページ中)

3ページ目(3ページ中) | 多嚢胞性卵巣症候群って、どんな検査をする?治療はできる?【検査と不妊治療/不妊治療専門ドクター監修】

2024/10/06 公開

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多嚢胞性卵巣症候群の治療は?

妊娠を希望している場合に、多嚢胞性卵巣症候群の治療は、おおよそ下記のような流れになります。

①排卵誘発(服用)

まず、クロミッドなどの排卵誘発剤を数日間服用して、排卵を促します。
通院して卵胞の成熟度を確認しながら服用量をふやしたり、ステロイドや漢方薬を併用することもあります。

②排卵誘発(注射)

服用で卵胞が育たない場合、注射による排卵誘発に進みます。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)という副作用に注意し、慎重に行います。自宅での自己注射となることもあります。

③体外受精

排卵誘発で受精や妊娠につながらない場合、体外受精に進みます。
成熟卵を採取して体外・顕微授精したあと、妊娠率を上げるために、受精卵を凍結。着床に最適な状態の子宮に戻す、凍結胚移植をします。

また、卵巣刺激をせずに未成熟卵子を採取し、体外で培養・成熟させ、受精させるIVM(体外成熟培養)という方法も。この方法だと、身体・経済的負担や、卵巣過剰刺激刺激症候群のリスクを抑えることができます。

多嚢胞性卵巣症候群と診断されたら、日々心がけたいこと

日々の暮らしのなかで心がけたいことを知っておきましょう。

砂糖を控えて野菜中心の食生活に
適度なダイエットをし、太りすぎを改善。また、やせすぎもNG
適度な運動を習慣に。はげしいスポーツはNG
精神的なストレスをため込まない


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*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

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監修
監修

医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。

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