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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 『情熱大陸』で紹介されていた「ICSI」って何?全国から患者さんが続々!加藤レディスクリニック院長に聞く 2ページ目(5ページ中)

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「ICSI」って、どこのクリニックで受けても同じ?

まいか 「ICSI」って、どこの不妊治療クリニックでも行っているのですか? どこで受けても同じなのでしょうか?

加藤院長 もちろん、「ICSI」を行っている不妊治療クリニックは多くあります。でも、どこで受けても同じわけではないんですよ。

まいか 加藤レディスクリニックの「ICSI」は、ほかのクリニックと違うのですか?

加藤院長 当院では、卵子の中の「紡錘体(ぼうすいたい)」に針を刺さないよう、紡錘体の位置を確認しています。紡錘体というのは、遺伝情報が詰まっている部分です。

また、成熟した卵子には「第一極体(だいいちきょくたい)」という少し出っ張った部分が見えているのですが、見えていても成熟していない場合もあります。当院では第一極体が見えていて、かつ紡錘体も見えている、準備のととのった卵子に対して「ICSI」を行っています。

まいか その紡錘体って、卵子のどこにあるのですか?

加藤院長 通常、紡錘体は第一極体の真下ぐらいにあります。ただし、すべての卵子の紡錘体が第一極体の真下にあるとは限りません。万が一、紡錘体に針を刺してしまった場合は染色体を損傷してしまい、正常でない受精をしたり、胚の発育に支障が出たりしてしまいます。

まいか それで、紡錘体の位置を確認しているのですね!

加藤院長 多くのクリニックでは、①卵子の第一極体が真上になるように置く、②真横から卵子に針を刺して精子を注入する、という2ステップで「ICSI」を行っています。

当院では、①卵子の第一極体が見えているかを確認する、②顕微鏡にフィルターを挿入して、紡錘体も見えていることを確認する、③卵子の紡錘体を傷つけない安全な位置に置く、④卵子に針を刺して精子を注入する、という4ステップになっています。

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