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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 『情熱大陸』で紹介されていた「ICSI」って何?全国から患者さんが続々!加藤レディスクリニック院長に聞く 4ページ目(5ページ中)

4ページ目(5ページ中) | 『情熱大陸』で紹介されていた「ICSI」って何?全国から患者さんが続々!加藤レディスクリニック院長に聞く

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体外受精(ふりかけ法)で受精しない場合を“救い出す”方法も

まいか 先ほど、加藤レディスクリニックでは体外受精と顕微授精の割合は2:8というお話がありました。両方を行う場合もあるのでしょうか?

加藤院長 ケースバイケースですね。精子に問題がある、未熟卵が採れたなど、「ICSI」をする明確な理由があるのなら、「ICSI」を行いますし、採れた卵子のすべてが体外受精で受精できると判断した場合は、「ICSI」をすすめることはありません。

ただ、成熟卵と未熟卵が採れたような場合は、成熟卵を通常の体外受精、未熟卵を「ICSI」にする場合もあります。また、「レスキューICSI」という方法を行う場合もあります。

まいか レスキューICSI? どんな方法なのですか?

加藤院長 通常のふりかけによる体外受精を行っても受精していない場合に行う方法です。ふりかけを行ったあと、一定時間置いたあとに卵子の状態を確認し、受精の兆候が見られない卵子に対して「ICSI」を行うのです。

まいか 体外受精をさせようとした卵子をあとから「ICSI」した場合と、最初から「ICSI」を行った場合で、受精率などに違いはあるのでしょうか?

加藤院長 「ICSI」は卵子の紡錘体を確認してから5時間以内、できれば3時間以内に行うのが理想です。「レスキューICSI」では時間がたってからICSIを行うため、通常は異常受精の可能性が高いのですが、当院の場合、ふりかけ後6時間程度で「レスキューICSI」を行うことで、異常受精が増えるリスクを最小限に抑えています。

まいか 通常の体外受精で受精しなかった卵子を救ってもらえるというのは、うれしいですね!

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