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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 不妊治療の体外受精って、いくらかかる?治療費のギモン【保険診療と自由診療Q&A】

不妊治療の体外受精って、いくらかかる?治療費のギモン【保険診療と自由診療Q&A】

妊活ライフ
2025/03/29 公開

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妊活・不妊治療に、いったいいくらかかるのか心配…。『あかほし』会員から寄せられた質問に、峯レディースクリニック院長の峯克也先生にお答えいただきました。

関連記事【不妊治療にかかるお金】人工授精や体外受精は保険診療?どんなときに自費になる?

Q.治療にいくらかかるのか、最初にわかる?

体外受精をすることになりました。治療計画を作成したら、治療にいくらかかるのか、わかりますか?

A.あくまで計画なので、この段階ではわかりません

治療計画は治療を始めるときに作成します。実際の採卵数や培養数などは治療を始めてみないと、正確にはわかりません。そのため、治療計画書を作成する段階では、治療費は不明です。

峯レディースクリニックでは、以下のように、保険診療と自由診療それぞれのモデルケースを紹介しています。

<保険診療モデルケース>

①高刺激法で採卵し、採卵数10個、顕微授精実施8個、胚盤胞凍結3個の場合(3割負担)

採卵基本料 9,600円
採卵個数加算(10個) 21,600円
顕微授精(8個) 30,000円
受精卵培養(8個) 25,200円
胚盤胞加算(8個) 7,500円
胚凍結保存(3個) 21,000円
タイムラプス培養[自費・先進医療] 33,000円
排卵誘発剤 約20,000円
超音波、ホルモン検査費 約10,000円
合計 177,900円

②ホルモン補充周期で凍結胚移植を行った場合(3割負担)

胚移植(アシステッドハッチング加算、高濃度ヒアルロン酸含有培養液加算含む) 42,000円
ホルモン剤 約7,000円
超音波、ホルモン検査費 約8,000円
合計 約60,000円

<自由診療モデルケース>

①低刺激法で採卵し、胚盤胞で全胚凍結を2個行った場合

採卵前の診察(4~5回の来院/診察費+検査費+薬剤費) 6~8万円
採卵時(採卵費+検査費+薬剤費) 約28万円
胚凍結時(胚盤胞培養費+胚凍結費) 約14万円
合計 約48~50万円

②ホルモン補充周期で凍結胚移植を行った場合

移植前の診察(2~3回の来院/診察費+検査費+薬剤費) 約4万円
胚移植(胚移植費+検査費+薬剤費) 約16万円
妊娠判定(診察費+検査費) 3,850円
合計 約20万円

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監修
監修

日本医科大学大学院女性生殖発達病態学修了。同大学産婦人科学教室で講師や生殖医療主任、木場公園クリニック勤務などをへて、2017年6月に峯レディースクリニックを開院。父も産婦人科医で母は助産師の家庭に育ち、現在は2児の父。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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