2ページ目(2ページ中) | 【東大卒アナウンサーの妊活】体外受精を選んだ理由は?多嚢胞性卵巣症候群、橋本病のわたしが妊娠するまで/天明麻衣子さん
クリニック選びの決め手は、とにかく職場からの通いやすさ。とはいえ、私の場合は、平日昼間はわりと時間の融通がきいたので、恵まれていましたね。クリニックによって、土日や夜間もやっているなど違いがあるので、自分のスタイルに合った病院選びが必要だと思います。
受診の待ち時間は、妊活で頭がいっぱいになるのもよくないと思い、気分転換できるiPadが必須でした。
仕事との両立、メンタル面を考えて、最短ルートでの妊娠を希望
不妊治療のことは公表しませんでしたが、朝の番組がメインだったので、収録後、病院に行ったり、イレギュラーの仕事が入ってもそのつど時間を調整したりして乗り切りました。
ただ、仕事との両立やメンタル面を考えると、だらだら治療を続けるより、短期間での妊娠をめざして、体外受精へ。そのクリニックでは体外受精の1回目は成功報酬制をとっていて、費用が抑えられるのもメリットでした。
はじめての採卵では、卵が8個採れて4個が胚盤胞に成長しました。採卵後は卵巣が腫れており、仕事のスケジュールの都合もあって、4個すべてを凍結。ひと月あけて、いちばんグレードのよい胚を1つ移植。ありがたいことに、1回目の移植で妊娠しました。
妊活インタビューを読む⇒キャスター・天明麻衣子さん流、超時短妊活の極意
●天明麻衣子さんProfile
1989年神奈川県生まれ。東京大学卒業後、NHK仙台放送局でのキャスターをへて、フリーアナウンサーとして活動を開始。BSテレ東「日経モーニングプラスFT」のキャスターを務めるほか、バラエティ番組へも多く出演。2021年7月第1子出産。東京大学大学院に在学中。
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