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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 妻が妊活開始!男性がやっておくことはある?妊娠前からできる「プレコンセプションケア」【男性編】

妻が妊活開始!男性がやっておくことはある?妊娠前からできる「プレコンセプションケア」【男性編】

2024/02/01 公開

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「プレコンセプションケア」を知っていますか?これは将来の妊娠を考えながら、自分の体と心の状態を知り、妊娠前から体の調子や生活習慣をととのえていくこと。プレコンセプションケアは、女性だけでなく男性にも必要です。

将来、元気な赤ちゃんを授かるために男性ができるケア・準備とは?読者からの疑問や悩みを「さっぽろARTクリニックn24」の藤本尚院長に答えてもらいました。

妻が妊活開始。男性がやっておくことはある?

結婚後、しばらくは夫婦ふたりの生活を楽しみたいと思っていましたが、妻は35歳という年齢もあって早めに子どもが欲しいようで、自己流妊活を始めたところです。何か今後のためにやっておくことはありますか。(38歳 妊活歴2カ月)

あわせてチェック⇒女性か35歳以上?生理不順はある?セルフチェックしてみよう

まずは夫婦で人生設計を

まずは夫婦で将来の妊娠・出産に向けたライフプランを立てましょう。
どちらかがキャリアアップ優先で、仕事中心の生活をしていると、なかなか妊活もうまくいきません。どの段階で子どもが何人欲しいのかは、事前に夫婦できちんと相談されたほうがいいと思います。

奥さまは35歳ということで、だんだん妊娠率が下がってくるころですが、男性も35歳くらいから、精液の所見は悪くなっていきます。早めに子どもが欲しいなら、まず精液に問題がないかチェックされることをおすすめします。

⇒⇒精液検査ってどんな感じ?【マンガで読める体験談】

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妊活スタート!治療の流れ

「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。

1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
>>病院検索はこちらから

●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

>>病院検索はこちらから

札幌医科大学医学部卒業後、札幌医科大学産婦人科教室に入局。同大学講師、神谷レディースクリニック副院長をへて、2014年にさっぽろARTクリニック、19年にさっぽろARTクリニックn24を開院。早くからプレコンセプションケアに力を入れ、プレコン相談室を開設。プレコンYOGAなども実施している。
医学博士。日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医。臨床細胞学会細胞診専門医。

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