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3ページ目(3ページ中) | その名もゴナールエフ!こ、これをお腹に刺すんですね!?【有名クリニックの治療を忠実にマンガ化しました】

2023/11/02 公開
2024/08/12 更新

マンガ/白ふくろう舎

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>>次回「トワ子さん、右の卵巣に…」へつづく

採卵に向けて、卵胞の発育ぐあいをチェック

月経3日目の診察後、処方されたクロミフェンを飲み切った月経8日目に再度受診。採血と内診で、ホルモン値と卵胞の発育ぐあいを確認します。

採卵に適した卵胞のサイズは18~20mmです。月経8日目の内診で卵胞の発育が不十分な場合には、ゴナドトロピン製剤の注射「ゴナールエフ」を使います。ただ、KLCメソッドでは、ゴナドトロピンの注射は必要最小限。副作用で卵巣が腫れたり、良好な卵子が採れにくくなったりするのを防ぎます。

注射の回数は、多くの場合採卵まで2~3回。まず月経8日目に院内で注射をしたのちは、1日おいて月経10日目に自宅で自己注射をするように指示されるケースがほとんどです。その後、12日目に再び卵胞チェック、ホルモン値チェックを行い、必要であればもう一度自己注射をして採卵に適したサイズまで卵胞を育てます。

キーワード▷主席卵胞

毎月の排卵では、いくつか育った卵胞のなかから、最終的に1個の卵胞が大きく成長し、排卵します。この選び抜かれた卵子が「主席卵胞」です。自然・低刺激周期の体外受精では、きめこまかな診察によって本来は排卵するはずの卵子をベストなタイミングで採卵することを大事にしています。

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監修
監修

金沢大学医学部卒業。国立金沢病院、国立病院東京災害医療センター、New Hope Fertility Centerを経て、2007年より加藤レディスクリニック勤務。2013年院長に就任。できるだけ自然に近い形での妊娠をめざす「自然・低刺激周期」の体外受精を実践している。日本受精着床学会理事。

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