「できれば休職してほしい」楽しい妊婦生活のハズだったのに…検診でいつも指摘される症状に不安しかない【29歳さくらさんの場合】
まさか自分がなるとは思わなかった、と経験者が口をそろえて語るのが「切迫早産」。
妊婦なら誰しも可能性のある切迫早産、今回は妊娠中に切迫早産になった体験をご紹介します。無事に出産した方のリアルな体験談を参考にしてみてください。
早産とは?
早産とは正期産(妊娠37週0日から妊娠41週6日まで)の出産より前の出産のこと。日本では妊娠22週0日から妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。
妊娠22週未満の出産は流産といい、早産とは区別されます。
切迫早産とは?
切迫早産とは早産となる危険性が高い状態、早産の一歩手前の状態のこと。子宮収縮(お腹のはりや痛み)が規則的かつ頻回におこり、子宮口が開き、赤ちゃんが出てきそうな状態のことをいいます。
日本産科婦人科学会HPより
関連記事:【片岡安祐美さん・独占インタビュー】自己流での妊娠、その後の流産について話します
切迫早産で休職&寝たきりに
●29歳で妊娠/さくらさんの場合
妊娠中に結婚式をしたさくらさんのお話。一筋縄ではいかない妊婦生活だったようで…
妊娠初期から赤ちゃんのサイズが小さめと言われて
8週頃に産婦人科を受診して妊娠が確定。
そのときすでに胎児が平均よりも小さく、産婦人科の先生からは「正常範囲ギリギリのライン」と言われていました。
一般的には妊娠初期の妊婦健診は月に1回ですが、隔週や毎週と頻回の健診で経過を見てもらうことに。はじめての妊娠は、スタートから不安でいっぱいでした。
毎回の健診で言われていたのが、「血流が悪い、赤ちゃんに栄養が届きにくいのかもしれない。」ということ。妊娠前は健康そのものだった私ですが、妊娠が分かった頃からつわりがひどく、10週を迎える頃には体重が7kg落ちているほど食べ物を受けつけませんでした。
それが原因ではないかと不安に感じていたのですが、救ってくれたのは、そのときにベテラン助産師さんがかけてくれた「大丈夫。つわりで食べられなくても、赤ちゃんに必要な栄養は届いているから成長し続けているのよ」という言葉。
担当医には、体をあたためて血流をよくする漢方薬を処方してもらい、苦さに吐き気を催しながらも毎食後に欠かさず飲み続けました。
当時私はデスクワークの仕事をしていましたが、子宮が収縮してお腹が張る状態になることが頻繁にあり、担当医から「できることなら時短もしくは休職して安静にしてほしい…」と言われるように。なんとか出産直前までは仕事を続けたいと担当医に相談し、状況を見ながら判断していくことを了承してもらいました。
関連記事:【実体験マンガ】生まれてきた赤ちゃんは595gでした/順調だと思っていた妊娠。検診でドクターに衝撃の内容を告げられるまでは…
妊娠前から計画していた「結婚式」、実施できるの?
実は私たち夫婦は、妊娠が分かる前から結婚式を計画していたのですが、予定していた日は妊娠22週に差しかかかる頃。
医師に話したところ、「え?ご自身のですか?」と驚かれてしまいました(苦笑)。
次のページ>> 結婚式の日程が近づくも赤ちゃんは…
関連タグ
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
- 24時間
- 月間
-
1【不妊治療スペシャリストインタビュー】〈立川ARTレディースクリニック〉院長・右島富士男先生2〈アラフォー妊活〉婦人科系疾患や2人目不妊など40歳前後に多い不妊原因にきめ細かい対応をめざす【にしたんARTクリニック】3〈アラフォー妊活〉体外受精の保険適用回数を考えて治療を進めることが大切【神奈川レディースクリニック】4【不妊治療スペシャリストインタビュー】〈神奈川レディースクリニック〉胚培養士・鈴木亮祐さん5【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!6【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも7流産の原因は?自覚症状はある?防ぐことはできる?「自分を責めたり思い詰めたりしないで」【医師監修】82024年下半期の授かり運/リマーナすずの妊活占い9会員限定妊娠9週の壁?流産が怖い…どうしたら乗り越えられますか?【医師監修】10「流産」と診断されたら、手術が必要? 次の妊娠まで、どれくらい待ちますか?【医師監修】
-
1【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!22024年下半期の授かり運/リマーナすずの妊活占い3【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも4〈アラフォー妊活〉婦人科系疾患や2人目不妊など40歳前後に多い不妊原因にきめ細かい対応をめざす【にしたんARTクリニック】5【不妊治療スペシャリストインタビュー】〈立川ARTレディースクリニック〉院長・右島富士男先生6「今月もダメだった…」34歳で授かるのって難しいのかな。会社で評価されても私の心は晴れなくて【30%~私の妊カツ~】#1(前編)7「避妊してないのに妊娠しない。つまり私は…」妻の訴えに年下夫は【30%~私の妊カツ~】#5(前編)8【精液検査の体験記】「なんだかんだで採精室にワクワク!」人気ブロガーが赤裸々レポート!9「健康な30代でも1年以内に妊娠する確率は30%前後」そんなこと知らなかった【30%~私の妊カツ~】#6(前編)10「仕事が生きがいなんじゃない?」結婚5年目。年下の夫との仲はいいけれど、たったひとつ足りないものがあって【30%~私の妊カツ~】#1(後編)