36歳。生理後必ず、不正出血!不妊治療はお休みしているのですが私生活に支障があるし不安です【医師に聞いてみた】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 36歳。生理後必ず、不正出血!不妊治療はお休みしているのですが私生活に支障があるし不安です【医師に聞いてみた】

36歳。生理後必ず、不正出血!不妊治療はお休みしているのですが私生活に支障があるし不安です【医師に聞いてみた】

2024/01/15 公開

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妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』に寄せられたお悩みに、不妊治療専門ドクターが回答します。お答えくださったのは、田園都市レディースクリニックの河村寿宏先生です。

治療中はよくあるって言われるけど、不正出血が心配

質問者データ
妻36歳
夫34歳
妊活歴1年

不妊治療中のお休みの期間、生理後に必ず不正出血があります。

病院で診てもらうと、「治療中はよくあることだから心配しなくていい」と言われますが、薬や注射をしない期間に毎回なので、旅行や温泉に行けなくて困っています。

心配しなくていいと言われても…、受診すべきか悩んでいます。

関連記事:不正出血があり病院へ。無排卵月経と診断されました

【ドクター回答】不正出血した日に受診して、原因の究明を

「不妊治療中のお休みの期間の月経後に、必ず不正出血がある」とのことです。この場合、不妊治療によってそのあとのホルモンバランスがくずれる可能性も否定はできませんが、逆に、ふだんはホルモンバランスが悪く、不妊治療をしていないときは排卵が起こらずに不正出血があるという可能性も。また、不妊治療とは関係ない、何かしらの原因が潜んでいる可能性もあります。

月経後の不正出血には、いくつかの病気が考えられます。

不妊症の原因にもなりやすく頻度が高いものとしては、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、ホルモンの異常があります。また、これら以外に、たとえば月経後に茶褐色の帯下(おりもの)が継続する場合などには、卵管留水腫も考えられます。

そのほか不正出血の原因として頻度が高いものには、子宮頚管ポリープ、子宮腟部びらんがあり、頻度は低いですが、子宮体がん、子宮頸がんなどもあります。

不正出血がある日に受診して、その原因を調べていただくことをおすすめいたします。

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あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

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監修
監修

田園都市レディースクリニック院長、あざみ野本院院長。
東京医科歯科大学医学部臨床教授。東京医科歯科大学医学部卒業後、同大学付属病院、都立大塚病院産婦人科などをへて、2000年に横浜・青葉台に田園都市レディースクリニックを開院。14年に二子玉川分院を設立、19年にあざみ野に本院を拡張移転し3院体制に。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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