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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識 不正出血で病院に行ったら無排卵月経がわかった…こんな私は自然妊娠はできるのでしょうか?

不正出血で病院に行ったら無排卵月経がわかった…こんな私は自然妊娠はできるのでしょうか?

2024/01/07 公開

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現在、多くの夫婦が抱える「赤ちゃんができない」という悩み。赤ちゃんを希望する年齢が高くなっていることもあり、不妊に悩む夫婦は増加傾向にあります。しかし、不妊治療には時間的なリミットがあるのも事実。

後悔しない妊活ライフのためにも、自分たちの体のことはもちろん、治療内容をきちんと理解することも大切です。妊活・不妊治療中のギモン、山下レディースクリニックの院長・山下正紀先生に教えてもらいます。

無排卵月経です…自然妊娠の可能性はある?

質問者データ
34歳/夫の年齢30代/妊活歴6ヵ月/治療お休み中

「半年前に不正出血があり、病院を受診したら、無排卵月経と診断されました」

無排卵月経です。クロミッドを服用してタイミング法にトライし、三度目はhCG注射も打ちましたが、副作用で吐き気やめまいが重くなり、ここ2ヵ月は治療を休んでいます。

できれば自然妊娠を希望していますが、可能なのでしょうか?

【ドクター回答】無排卵であれば排卵誘発剤の使用が必要です

無排卵月経であれば、妊娠のためには、排卵誘発剤を使用するのが妥当な治療です。クロミッドのみの周期で排卵は起こりましたか?

hCGの注射は、十分に卵胞が成熟した段階で排卵を誘発するほかに、黄体ホルモンを補充して、着床の起こりやすい内膜を形成する目的でも使われますが、めまいや頭痛、眠気や倦怠感などの症状が出ることがあります。

主治医とよく相談のうえ、使用する薬の種類や量をかげんしていくといいでしょう。

あわせて読みたい記事→「あれ?妊娠する気がしない…」BLマンガ家が不妊治療にトライしました【実体験漫画/第1話フルサイズ】

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妊娠の仕組みや、治療の進め方、各ステップの基本知識のほかにも、主治医に聞けなかった、誰に聞いていいのかわからない、そんなギモンや不安にも山下先生がお答え!

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妊活スタート!治療の流れ

「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。

1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
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●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

監修
監修

山下レディースクリニック院長。
1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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