2ページ目(2ページ中) | 先に断った私が悪いの?夫を誘っても断られ続けて、女性としての自信を失っています…「私の子どもはいらないんじゃないか」
その後、徐々に夫も誘ってくれなくなりました。
以来、私から誘うことはあっても、夫から誘ってはくれず…。
私との子どもはいらないのでは…?
私に女性としての魅力や色気を感じてくれていないのだと思い、とてもショックでした。夫からの誘いがいっさいないので、女性としての自信をなくし、みじめな気持ちになります。
タイミングをとってほしい日に断られたこともあり、チャンスを失ってしまう悲しさと「私の子どもなんていらないのでは…」という気持ちで泣いてしまうこともあります。
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妊娠したいけどセックスレス…
夫が欲しい?子どもが欲しい?
夫が欲しい?子どもが欲しい?
まず、気持ちを整理してみてください。
「夫が欲しい」のか「子どもが欲しい」のか。
文面からは、パートナーを愛していることが伝わります。
でしたらタイミングにこだわるのはいったんあきらめて、「子づくりに関係なく、あなたと愛し合いたい」とパートナーに伝えてみましょう。きっと、子どもについてもわかり合えるときがきます。
監修・アドバイス
恵比寿つじクリニック
院長 辻 祐治先生
男性不妊を専門とする医師。2003年、天神つじクリニック(福岡市) を開設。2008年、恵比寿つじクリニック(東京)を開設し院長に。日本でも数少ない、男性医師による男性不妊治療を行っている。
●辻先生からアドバイス
現在の不妊治療は、「一刻も早く子どもをつくる医療」になりがちです。だから、本来は自然な妊娠法であるタイミング指導が不自然なプレッシャーを夫婦に与え、結果的にセックスレスをふやしているのです。
人工授精や体外受精という方法を選べば、セックスレスで子どもを授かることもできるでしょう。
でも、やはり妊娠の基本は夫婦のセックスです。そしてセックスはいったん失われてしまうと、なかなかとり戻せない繊細なものなのです。
志馬クリニック四条烏丸
院長 志馬千佳先生
産婦人科医・漢方医。
滋賀医科大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院産婦人科、越田クリニック(大阪市)産婦人科医長などをへて、2012年5月より現職。
●志馬先生からアドバイス
「セックス=妊娠」がプレッシャーになってギクシャクするのであれば、妊娠は人工授精や体外受精にまかせて、夫婦生活としてセックスを楽しんでもいいと思います。
お子さんを授かる授からないにかかわらず、夫婦は今後も生活をともにする共同体です。それを支えるのは、コミュニケーションと相手を思いやる心ではないでしょうか。
セックスとは、夫婦のたいせつなコミュニケーションのひとつ。これをどう考えるのか、相手はしたいのか、したくないのか、ほかのコミュニケーションで代用できるのか…それをていねいに話し合うことで、夫婦の未来が変わっていくのだと私は思います。」
【この記事のあとに読まれています】
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