【モデル・武智志穂さん独占インタビュー】体外受精4回。稽留流産を乗り越え双子のママに!
minaなどの青文字雑誌で読者モデルのカリスマ的存在だった武智志穂さん。先日、双子の妊娠を発表されました。双子の性別は男の子。
妊娠の公表と合わせて、2年にわたる不妊治療をしていたことも明かしました。昔から少しも変らぬキュートな笑顔の裏にはたくさんの苦労が…。2年におよぶ妊活・不妊治療の体験談や、稽留流産を経験したときに思ったこと、双子を妊娠している現在の心境などを赤裸々に語っていただきました。
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』編集部、独占の最新インタビューをお届けします。
追記:2020年7月2日に双子の男の子を帝王切開でご出産。ご自身のインスタグラムで発表されました。おめでとうございます!
武智志穂さんのインタビューは『赤ちゃんが欲しい2020夏』号に掲載中です
24歳のときに多嚢胞性卵巣症候群が判明。覚悟はしていたけれど…
何をしても妊娠しない日々。やれることはなんでもやりたかった
——クリニックに通われる前はご自身で妊活していたんですか?
志穂さん:はい。今のパートナーは私より年上ということもあり、子供を作るなら早いほうがいいねということになって、自己流でタイミング法を試していたけど授からなくて。
24歳のときに子宮頸がんの検査を受けた際、先生に「あなたは多嚢胞性卵巣症候群なので、将来赤ちゃんを授かりたいと思った時に、もしかしたら授かりにくいということがあるかもしれない。」と言われていたので、覚悟はしていたんですけどね。
ある時、2ヶ月生理がこなくて、もともと生理不順ではあったけど、そこまでだったことはないので、近所のクリニックに行ってみたんです。
仕事の休みがその日しかなく、今日診てもらえるところがよくて、スマホで検索して当日予約しました。
——クリニックとの相性が合わなくて転院するというケースもよくありますが、志穂さんの場合はどうでしたか?
志穂さん:私の場合、その近所のクリニックに今回の妊娠までお世話になりました。たまたま不妊治療に特化したクリニックだったこと、先生との相性がよかったのがとてもラッキーでした。
クリニックに通いながら、食べるものや生活のリズムに気をつけて、処方されたホルモン剤や漢方を飲み、基礎体温をつけながら、タイミング法を5回試したけど授からなかったので、人工授精に。
人工授精を4回行ったころ、先生から「そろそろ別の選択肢を検討してもよいタイミングかも」と説明があり、やれることが他にもあるなら「やってみよう!」という想いで体外受精へのステップアップを決意しました。
——『やってみよう!』という想いの中にはいろんな気持ちがあったんでしょうね。
志穂さん:クリニックに通い始めてからそれまでの生活が激変して…。多いときは週4~5日行くこともあったし、予約しているとはいえ、2~3時間待ちは当たり前。苦手な注射を何回も打ったり、薬が合わなくて肌荒れしたり、精神的なストレスも正直たくさんありました。
タイミング法の時は、プレッシャーに押しつぶされそうになったりして。夫もプレッシャーを感じていただろうし、どんな時でも協力的で、たくさんサポートしてくれたんですけど、実際に痛い思いをするのも、時間を割いてクリニック通いするのも女性。
一人で頑張ってる感を感じて衝突することもよくありました。妊活中のナイーブな私には、夫の何気ない一言が突き刺さったりして。妊活を始めた当初、とくに体外受精をする前はナイーブになっていました。
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——初めて体外受精にトライしてみてどうでしたか?
志穂さん:家も車も買ったことがない私にとって、1回にこんな大きな額を支払うということに戸惑いがあったし、受精卵のグレードはいいと言われていたものの、これで妊娠することができなかったら次は何を頑張ったらいいんだろうという不安を感じていました。
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