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思いのほかあっけなく終わった人工授精。でも…

子宮卵管造影検査の結果、卵管のつまりは特になかったことがわかり、ゴールデンタイムスタート!そしていよいよ、初めての人工授精に挑戦することとなりました。

当時はコロナ禍だったので、感染症対策のため、夫の精液は自宅で採取し、当日私がクリニックに持ち込むというスタイルでした。ちなみに、人工授精の2日前くらいに卵胞チェックをして、排卵を促す注射を打っていました。私の場合、自己注射の必要はありませんでした。

採精のためにその日は在宅勤務に切り替えた夫から受け取った容器を、ふわふわのタオルに包んで胸に抱き、電車を乗り継ぐ。「これがまだ見ぬ我々夫婦の赤ちゃんになるのかもしれない」と思うと、その小さな容器がとてつもなく重たく感じて、愛おしさと緊張の入り混じった、不思議な気持ちでした。

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男性の検査

病院に着くと、まず受付にて精液を渡しました。1時間ほど遠心分離の時間が必要ということで、その間、私は少し外出してカフェで暇つぶし。人工授精体験者のレポートをSNSで大量に読み込みながら、「どうか授かりますように!」という気持ちでいっぱいでした。

精子の洗浄・調整が終わり、いよいよ人工授精本番。内診台に座って待っていると、ドクターから「お名前の確認をお願いします」と夫の精子が入った試験管を見せられました。診察券番号・氏名ともに私の名前が確かに書いてあったのを確認できたのですが、「もし名前の記載間違いで、全然違う人のものになっていたら…」と、このときに少し不安になったのを覚えています。

治療自体は、ほんの一瞬でした。細い管を膣から子宮に通し、精子を注入するのですが、入ったことも気付かないレベル。ちょっとおなかに力を入れたら外に漏れ出てしまうのではないかと心配になってしまうくらいでした。

痛みなどもまったくなかったのですが、なんとなく心配になって、ヨチヨチ歩きで内診台を降りて着替えを済ませました(笑)。

その後、2021年3月・4月と、2周期続けて人工授精にトライしましたが、結局妊娠には至らず。

リセット直後はそれなりに落ち込みましたが、変に悲観しすぎずに「また次頑張ろう!」と声をかけてくれる夫や、さっぱりした様子で次の治療方針を示してくれるドクターに支えられ、なんとか気力を保っていたように思います。

「今は結果につながっていなくても、きっと私たちは前に進めている!」そんな思いで、最後の人工授精に臨みました。

1回目から読む→【ライターの妊活体験記】死産を経験して「やっぱり赤ちゃんが欲しい!」自己流のタイミング法からスタート〈前編〉

文/神田なり

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