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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム パートナーと仲よく、希望を持って妊活にとり組んで【神奈川ARTクリニック】

パートナーと仲よく、希望を持って妊活にとり組んで【神奈川ARTクリニック】

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不妊治療
2025/01/30 公開

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20代・30代・40代年代別妊活プランを提案する神奈川ARTクリニックにお話を伺いました!

パートナーと仲よく、希望を持って妊活にとり組んで

神奈川ARTクリニック(神奈川県相模原市)
院長・医学博士 田島 敏秀先生

慶応義塾大学医学部卒業後、同大学病院産婦人科にて研修。同大学医学部産婦人科学教室助教、東京HARTクリニックなどを経て2014年神奈川ARTクリニックを開院。現在東海大学医学部産婦人科客員准教授兼務。日本産科婦科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、生殖医療専門医。

【年代共通】どの年代も、まず妊娠できる体づくりを心がけて

「どの年代にも共通して大事なのは、妊活のための体づくりです」と、院長の田島敏秀先生。

「新しい命を宿して育み、出産後に健康に育てるためには、親となる2人が健康なことが必要です。その体づくりには、細胞の中のミトコンドリアを活性化させるウォーキングやヨガなどの心拍数が少し上がる程度の運動がおすすめです」

ウォーキングは、3㎞・30分ほどが目安。最初はその半分ほどから始め、慣れてきたら距離と時間を延ばしていくとよいといいます。食事面からの体づくりも欠かせません。

「必要な栄養素は食事からとるのが基本ですが、不足しがちな葉酸、鉄、カルシウムは、卵巣機能の向上・体外受精の着床率を改善する可能性のあるビタミンDも含んでいるマルチビタミンサプリメントで効率的に補いましょう。

これ以外に睡眠の質の向上、ストレス・疲労回復、精液機能改善などの効果を期待できる還元型コエンザイムQ10は男女ともに、性欲増進、精子運動性の改善に役立つ亜鉛は男性がとっておきたい栄養素です」

やせすぎや肥満は、妊娠・出産時のリスクを高くするため、適切な体重管理も心がけましょう。

「性ホルモンの分泌をスムーズにする役割がある睡眠もたいせつです。睡眠にかかわるホルモンは2つあり、そのつ・セロトニンの分泌アップには豆類、乳製品、ビタミンB6を含む食品をとることと、適度な運動、日光を浴びることが効果的です。

もう1つのメラトニンの分泌アップには、就寝前から部屋の明かりを暗めにし、就寝時は明かりを消しましょう


検査なども行うカウンセリングルーム。

【20代向け】あせらずに体づくりをしながら徐々にステップアップを

「まずは、自己流タイミング法を1年行うとよいでしょう」と、田島院長。

日本人は欧米人と比較して性交渉の頻度が少ないと指摘されているため、週2回を目安にするとよいといいます。これはどの年代も共通です。この方法で授からず、不妊治療クリニックを受診した場合は、次の回数が目安になります。

「タイミング法は4〜5回で十分です。それで妊娠しなかったら、人工授精または体外受精へのステップアップをおすすめします。人工授精もタイミング法と同じく、4〜5回が目安です」

妊活は一人で行うものでありません。パートナーとよく話し合い、協力して進めていきましょう。


採卵後などにお休みいただくリカバリールーム。プライバシーに配慮したつくりで、個室もご用意しています。

【30代向け】仕事との両立を考えながら治療を。先進医療の利用も視野に入れて

30代前半までの妊活プランは20代までと同様ですが、30代後半からは「自己流タイミング法を行う期間は6カ月とするとよいでしょう」と、田島先生はアドバイスします。

「不妊治療クリニック受診後は、タイミング法または人工授精からスタートし、それぞれ3〜4回、約6カ月で妊娠しなかった場合は、体外受精にステップアップをおすすめします。

また、不妊治療の保険適用に伴い、ERAやEMMA・ALICE、二段階胚移植法などの先進医療として認められた治療が充実しています。保険診療と併用可能なので利用を考えてみるといいですね」

運動や食事などによる妊娠できる体づくりだけでなく、この年代では、仕事と不妊治療を両立させることも大事になります。通院しやすい病院選びのほか、家族や職場の協力が得られるかなど、両立しやすい治療環境を整えることを考えましょう。



検査室・胚培養室には最新設備を導入。経験豊富なスタッフがたいせつに卵子や精子を管理しています。

【40代向け】自己流タイミング法で妊娠しなかったら受精からスタートを

40歳以上になると、卵子の質が低下し、数も少なくなります。体外受精で採卵しても採卵数が少ない、受精しにくい、良好胚に発育しないなどのほか、妊娠しても流産することも増えてきます。

「自己流タイミング法を6カ月行ってみて、妊娠しなかった場合はできるだけ早く受診し、体外受精からスタートしましょう。必要に応じて、凍結受精卵を貯めたり、受精卵の染色体検査などを行うことも選択肢になります。

着床不全や卵巣機能改善には、ご自身の血小板由来の物質を用いたPFC -FD療法という治療もあります」還元型コエンザイムQ10のような卵子の質を改善する可能性があるサプリメントも、最大限利用しましょう。

「30代前半までに比べると妊娠しにくくなる年代ですが、あまり思いつめず、リラックスを心がけながら妊活を進めてください」


お気軽にご相談ください。

Pick Up
当院では、グレードの高い胚盤胞を4個以上移植しても妊娠しない「難治性着床不全」、2回以上着床後に連続して流産する「反復流産」、3回以上連続して流産する「不育症」のための専門外来を開設しています。子宮鏡検査やERA検査のほか、異物を攻撃するTh1細胞とTh2細胞の比率を調べて胎児や胎盤への拒絶反応が起こっていないかなどを確認します。

検査後の治療は当院治療中の患者さんのみですが、検査はほかのクリニックで治療中の患者さんも受けることができます。

Message
パートナーと仲よく、2人でいっしょに妊活を進めていきましょう。ときには中断するのもOKです。旅行に行くなど、人生を楽しんでリフレッシュしながら、気長な気持ちでとり組んでください。また、流早産のリスクや、生まれる赤ちゃんに病気や障害が出る可能性があるので、風疹・麻疹のワクチン接種もパートナーといっしょに済ませておきましょう。

同じように妊娠・出産に悪影響がある歯周病や性感染症の検査と、子宮頸がん・乳がんの検査なども済ませておくと安心です。経済的負担にも備えておきましょう。不妊治療が必要になるとは限りませんが、赤ちゃんが欲しいと思ったら、早めに良いオプションがついている生命保険に加入しておくことがおすすめです。

神奈川ARTクリニック

住所:
神奈川県相模原市南区相模大野6-19-29

電話:
042-701-3855

時間:
月・火・水・木・土・日 9:00~13:00
月・火・木 15:00~18:30

アクセス:
小田急線「相模大野駅」より徒歩4分

公式HP:
https://www.kanagawa-art.jp/

企画:サンワードメディア

監修
監修

慶應義塾大学医学部卒業後慶應義塾大学病院産婦人科にて研修。慶應義塾大学大学院医学研究科にて「酸素センシング分子機構の解明」をテーマに医学博士号を取得後、不妊症、子宮内膜症、内視鏡手術の診療および研究に従事。慶應義塾大学医学部産婦人科学教室助教、済生会中央病院産婦人科、東京HARTクリニックを経て2014年に神奈川ARTクリニックを開院。現在東海大学医学部産婦人科客員准教授兼務。

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