知らないと乗り遅れてる?今さら聞けない「フェムテック」って何のこと?どう活用するのが正解なんだろう…をドクターに聞きました | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 知らないと乗り遅れてる?今さら聞けない「フェムテック」って何のこと?どう活用するのが正解なんだろう…をドクターに聞きました

知らないと乗り遅れてる?今さら聞けない「フェムテック」って何のこと?どう活用するのが正解なんだろう…をドクターに聞きました

2023/06/20 公開

illust/Saori Nogishi

画像ギャラリー

女性だからできることもあれば、女性だからこそ苦しむ健康やカラダのことも。そんな悩みをサポートしてくれるのがフェムテック&フェムケアアイテム。日々進化しているフェムテックを妊活中にとり入れるポイントを不妊治療専門医に聞いてみました。

よく耳にするようになった「フェムテック」って何?

フェムテック(FemTech)とは、女性(Female)とテクノロジー(Technology)をかけ合わせた造語です。

女性が抱える健康や身体的な悩みをテクノロジーで解決する製品やサービスのことを指します。2012 年ごろから起業家や投資家の間で使われ始めた言葉で、日本でもようやくムーブメントになってきました。

フェムテック、どんなアイテムがあるの?

まだ言葉ができてから10 年もたっていないため、実はどこまでがフェムテックに入るのかといった明確な定義はありません。

今のところ、月経(生理)や妊活をサポートする商品やサービス、妊娠・産後・更年期の悩みに寄り添うもの、ウェルネス全般などさまざまです。フェムテックはモノだけでなく女性の心身にまつわる、いろいろなお困り事を変えていこうというムーブメントにもなってきていると思います。

フェムテックを妊活・不妊治療中
どう活用する?

不妊治療には、
①不妊治療へのアクセスの壁
②金銭的な壁
③機会の壁
という3つの壁があります。

まず『アクセスの壁』は、不妊専門クリニックを受診するまでの壁。通院する時間的なハードルもあれば、時間はつくれてもクリニックに行くこと自体に勇気が必要といった面もあります。

2つ目の『金銭的な壁』は、一般的に不妊治療、特に体外受精は高額負担になるケースが多いことです。

3つ目の『機会の壁』は、仕事が忙しかったり、周りの理解が得られなかったりなど、通院し続けるうえでの課題。これらは私たち医療者サイドだけでは解決できないところなんです。

それらをフェムテックによって改善していければという期待は大きいです。

妊娠にはタイムリミットがあるのも事実!上手に活用しましょう

たとえばおりもので排卵日を予想したり、唾液でプロゲステロンの濃度を測定できたりする検査キットがあるのですが、そういう在宅のデバイスを利用して、タイミング法を通院せずに家庭でトライすることができれば、アクセスの壁のハードルはだいぶ下がると思います。

また、SNSアプリで不妊治療に関する相談ができるサービスなども、妊活や不妊治療に関する知識や思考の整理をしたり、精神面のサポートを受けられたりするので利用してみるのもひとつの手です。

一方で、妊娠にはタイムリミットがあり、医師に相談をしたほうがいい場合も。
専門医のアドバイスを受けながら、フェムテックを活用するのがいいかもしれませんね。

患者さんが受診しやすい環境整備も重要なので、関係省庁と連携して、不妊治療をする従業員への理解を促す政策などの提案なども行っていけたらと思っています。

関連記事:【話題!マンガ】あなたは多分知らない「日本で14人にひとり」を支えるスペシャリストのお話

関連タグ

監修
監修

医療法人社団愛慈会 松本レディースクリニック理事長
医学博士。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。聖マリアンナ医科大学卒業後、東京大学産婦人科学教室などに勤務。東京大学大学院医学研究科で博士課程修了後、同大学医学部附属病院・助教をへて 2018年より松本レディースクリニック池袋にて副院長を務め、現職。一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアム代表理事も務める。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる