これが本当に最後の不妊治療と決めていました。治療を通じて気づいたこと、かかったお金、振り返って思うこと【ただいま進行中!アラフォー妊活記録/最終話】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 これが本当に最後の不妊治療と決めていました。治療を通じて気づいたこと、かかったお金、振り返って思うこと【ただいま進行中!アラフォー妊活記録/最終話】

これが本当に最後の不妊治療と決めていました。治療を通じて気づいたこと、かかったお金、振り返って思うこと【ただいま進行中!アラフォー妊活記録/最終話】

体験談
2022/07/23 公開
2023/09/16 更新

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あかほし主婦ライターのミキが「40代 不妊治療」のリアルをつづっている妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』オリジナル連載。
アラフォーのリアルな妊活・不妊治療の記録も今回が最終話です。

コロナ渦中での不妊治療、流産、不育症…。さまざまな経験をへて、今現在おなかに命を宿しているミキさん。
新たな不安を抱えつつも安定期をむかえ、不妊治療を振り返えります。

最初の話から読む「現在40歳のわたしが不妊治療をはじめるまで」
前のお話を読む⇒#33

振り返って考える、我が家の不妊治療。
そして、アラフォーの妊活・不妊治療。

出血との戦いだった妊娠初期をなんとか乗り越え、NIPTを受けるかどうか問題も解決した後は、平穏な日々でした。

とくに激しいつわりも、わけがわからない食欲も、ジェットコースターのように変わるメンタル上下もなし。恐ろしいほどいつも通りで、出産経験のある友人たちには「よかったな〜ラッキーやな〜」と言われるほど。

妊婦健診に行っても子どもは順調ということで、体に気をつけながら“いつも通りに過ごすこと”を心がけました。できるだけ子どもを宿している自分が、心と体が健やかでいられることを重視して嫌だな〜と思うことは上手に避けることを大切にしています。


チェア使用OKエリアで座って音楽を楽しみに音楽フェスへ(もちろんマスク着用)。短時間ですがリフレッシュできました!

さて、今回記しておきたいなと思っているのは「不妊治療にかかったお金」についてです。
不妊治療に保険が適用になったことで、最新の治療費とは異なる点もあると思いますが…、40代の不妊治療に実際かかった費用として参考にしていただければ嬉しいです。

ちなみに私の治療、大まかなポイントは以下でした。

①自宅から通いやすい不妊治療クリニックを選んだ(交通費は抑えられた)
②夫婦ともに不妊の診断を受け、顕微授精一択だった
③多嚢胞性卵巣症候群だったため、未成熟卵体外受精を行った(排卵誘発のための自己注射をする必要がなかった)
④採卵は1回、移植は2回行った
⑤流産の自然排出に伴い、手術は行わなかったものの染色体検査&私の不育症の検査を行った

今振り返ると、この5つが私の不妊治療の大きな特徴だったかなと思います。
それを踏まえたうえで、治療費についてまとめていきますね。

リアルにかかった不妊治療の費用を公開します!

私の治療に関しては、

●2021年の2月〜12月いっぱいまでが
1回目の採卵〜1回目の移植〜流産〜子どもの染色体検査&私の不育症検査

●2022年の1月〜4月までが2回目の移植〜不妊治療クリニック卒業

という2つのターンに分かれていました。
(その数年前に通っていたクリニックで人工授精を3回やりましたが、割愛します)

【第1ターン】採卵から不育症検査まで

まずは第1ターンからざっくりですが振り返ります。

※夫の検査費用は別です
※治療内容の空欄は薬、超音波検査など通常の診療だったものです

【治療費合計】
871,830円
― 助成金 300,000円=自己負担 571,830円

ちなみに黄色で色付けしている日付の治療は、不妊治療の助成金申請をした部分で1回目の移植に関しては30万円が助成されることとなりました。

ただ、キツかったのが流産後の検査やお薬などなど。高額な子宮内フローラ検査は1回目の検査に引っかかったため、服薬したうえで再検査になりました(再検査割引的なものが適応されていました)。

私の住む大阪府にも不育症検査費用助成事業というものがあったのですが、条件には「2回以上の流産、死産の既往がある方」とありました。一度電話で問い合わせをしてみることに。
私は1回目の流産ではありましたが、胎児の染色体検査で異常がなかったことや高齢であること、すでに不育症の診断がおりたことを電話で伝えましたが、流産は2回というのが絶対条件らしく、助成の対象外でした。
これは電話していてもすごく不毛な会話だったなと今も思うし、受け取れるべきお金だよな…と思うことがあります。

【第2ターン】移植から不妊治療クリニック卒業まで

そして第2ターンは2回目の移植です。

※治療内容の空欄は薬、超音波検査など通常の診療だったものです

【治療費合計】
約289,957円
― 助成金 100,000円=自己負担 約189,957円
(助成金は前年最後の12/23の治療からが対象になっていました)

第2ターンに関しては、とにかく移植がメインです。この時は受精卵を2個同時に戻しましたが、1回目と移植の費用の差は微々たるものでした。2回目の移植で妊娠に至り、現在継続中なので、割と費用は抑えられたのかもしれないなと思っています。

治療以外にもかかったお金のこと

ただ、上記の表に入っていない不妊治療関連のお金としては

●サプリメントの定期購入代(葉酸、鉄、亜鉛、ビタミンDなど)
月4,000円ほど

●趣味と実益を兼ねたホットヨガ
月15,000円

●移植前〜移植後に詰めて通った不妊鍼灸
1回 9,000円

●移植前だけ行ったよもぎ蒸し&整体
1回 8,000円

●たまにセルフお灸
1ケース 1,500円ほど


熱いのがとても苦手なので、お灸はできるだけ熱がソフトに効いてくる&煙が少ないタイプのものを選んで使っていました

これらが不妊治療費に乗っかってきています。でも上記に関しては、自分の体にいいことをしただけだ!と、自分としては不妊治療費に換算しないでおこう…といいますか、自己投資の一種として考えるようにしています。

妊活・不妊治療をへて感じた
「自分の気持ちを自分で理解すること」の大切さ

費用を改めて見ると結構使ったな…の一言になるのですが、必要経費だったと思います。

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PROFILE
ミキさん
PROFILE
ミキさん

あかほし主婦ライター。関西在住・40代。中学生の頃から多嚢胞性卵巣症候群と付き合ってきた体でも、もしかしたら妊娠できるかも…という楽天的な考えをもったまま、結婚式、仕事との兼ね合い、金銭面や夫婦同士のタイミング、クリニックとの相性まで…。ありとあらゆる複合的な理由から、40歳で(ようやく!)本格的に不妊治療をスタート。

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