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子宮ポリープの可能性があると言われました。妊娠を妨げる?子宮鏡検査を受けるべき頻度や症状の目安とは?

2024/03/20 公開

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一般的に、子宮内膜のポリープによる不妊が疑われる場合、子宮鏡検査をすすめられるケースがあります。今回は、子宮鏡検査を受けるべき理由やタイミングについて回答していただきました。ポリープの手術についても、詳しく解説していただいています。

【質問】子宮鏡検査をすすめられています。受けるべきでしょうか?

Sさん 34歳
妊活歴2年4カ月

不妊治療を始めて2年たっても妊娠しません。子宮ポリープの可能性があり、子宮鏡検査をすすめられています。受けるべきですか?

【ドクター回答】2年間妊娠していないのなら、検査を受けましょう

子宮内膜にあるポリープの数や大きさ、場所にもよりますが、一般的にポリープがあると、受精卵が着床しづらくなります。このかたの場合は2年間妊娠していないので、検査をおすすめします。

子宮内膜ポリープがあるかたは比較的多いのですが、1個や2~3個あるというのがほとんどで、大量にあるのはまれです。ポリープがとりづらかったり、出血が多くなりそうな場所にある場合は、手術用のやや太い内視鏡を使ってとります。

けれど、多くの場合は検査の画像を元に、鉗子という器具でつまみとります。どちらも静脈麻酔をした上で行います。外来ではできませんが、日帰り手術が可能です。あまり痛みもなく、数分で終わります。

受精卵が着床するのは子宮の奥のほうなので、そこから離れた場所である子宮口付近にポリープがある場合は影響が少ないので、無理にとることはないでしょう。

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監修
監修

英ウィメンズクリニック にしのみや院 院長。日本産科婦人科学会専門医。2004年慶應義塾大学法学部卒業、12年熊本大学医学部卒業。14年九州大学産科婦人科学教室に入局。九州大学病院、田川市立病院、福岡東医療センター、指宿医療センターをへて19年4月より英ウィメンズクリニックに勤務。22年1月より現職。同クリニックのYouTubeチャンネルにて体外受精について解説中。

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