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2ページ目(2ページ中) | 医師がバッサリ言います!【妊活お悩み相談室】右が卵管閉塞、左は卵管狭窄です。タイミング法で妊娠できますか?

2023/07/27 公開

イラスト/丸口洋平

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私なら、まちゅんさんは有無を言わせず体外受精です。流産の手術で卵管が閉塞することはまずないです。右が閉塞、左は狭窄とのことですが、多分クラミジアか何かの細菌感染があったのではないでしょうか。

閉塞している右側からの排卵で、タイミング法で妊娠するというのはかなりむずかしいです。

まあFTも考えられますが、どこで卵管が閉塞しているのかによります。子宮に近い場所なら、FTで通るかもしれませんが、卵管采のほうなら子宮鏡は届かないので、開通できません。

卵管って、ただ通っていればいいというわけではなく、しっかり卵子をキャッチして、受精させて、受精卵を培養しながら子宮までもっていかないといけない。すごく大事な臓器なんです。

保険適用前は体外受精が高額だったので、FTをする人もいましたが、今は体外受精も保険診療でできます。よっぽど自然妊娠にこだわっているのでなければステップアップされてはどうでしょうか。まちゅんさんの場合、AMH値も低いということなので、なおさら体外受精をおすすめします。

「赤ちゃんが欲しい 妊活の100問100答!」よりWEB掲載用に編集しています

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監修
監修

和歌山県立医科大学卒業後、和歌山県立医科大学産科婦人科で生殖医学研究と診療を開始。2010年にうつのみやレディースクリニックを開院。臨床遺伝専門医と生殖医療専門医資格をあわせ持つ和歌山県下で唯一の医師として、一般不妊治療から受精卵の着床前診断、がん患者さんの妊孕性温存治療まで、「明るい不妊外来」をモットーに幅広い治療を行っている。
■うつのみやレディースクリニック-和歌山 不妊治療 生殖医療 (utsunomiyalc.com)

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